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公開日2023.10.05

「機嫌が悪い」は英語で?

いつも上機嫌でいれれば良いのですが、必ずしもそうはいかないものですよね。上司の機嫌が悪い時にちょっとしたミスで怒られたり、家族の誰かが朝からピリピリしているなんてことがありませんか?今日はそんな「機嫌が悪い」を表す英語表現をいくつかご紹介してみましょう。

1) Be in a bad mood

「機嫌」の話をする時に最も使いやすいのが “mood” という単語です。“mood” には「気分」「機嫌」という意味があり、「機嫌が良い」と言うなら “be in a good mood”、「機嫌が悪い」と言うなら “be in a bad mood”と言うことができます。この他にも “be in the mood for ~” で「~の気分だ」という使い方もあります。例えば “What do you want to eat tonight?(今日は何が食べたい?)”と聞かれて “I’m in the mood for sushi.”と言えば「お寿司が食べたい気分」ということです。良い気分にも悪い気分にも使える単語ですので、知っていると便利な言葉です。ちなみに “moody” と言うと「気分が変わりやすい」つまり「気分屋」という意味になります。

〜会話例〜
A: He’s in a bad mood today. He didn’t even answer when I talked to him.
(彼は今日は機嫌が悪いね。話しかけても返事すらしなかったよ)
B: Really? But he was in a super good mood yesterday. He showed me a picture of his girlfriend. He said he was going on a date.
(そうなの?でも、昨日は超ご機嫌だったよ。彼女の写真を見せてくれて、デートなんだったって言っていたよ)
A: Something might have happened after that… Let’s just leave him alone for a while.
(その後に何かあったのかもしれないね。しばらくそっとしておいてあげよう)

2) Be in a bad temper

“mood”の代わりに“temper”を使って「機嫌が悪い」を表すこともできます。“mood”と同様に “good temper” と言えば「機嫌が良い」という意味になり、 “bad temper”と言えば「機嫌が悪い」となります。 “temper” には「気分」「機嫌」という意味がありますが、「短気」「癇癪」という意味もあり、“He has a temper.”と言うと「彼は短気だ」という意味になります。 “mood” よりも強い感情、特に怒りの感情と結びつけられる単語だと覚えておくと良いでしょう。

〜会話例〜
A: We should stay away from our boss for a while. She’s in a bad temper.
(しばらくボスに近づかない方がいいよ。機嫌が悪いから)
B: Did something happen?
(何かあったの?)
A: I don’t know, but she’s been in a bad mood since she talked to the client.
(分からないけど、お客さんと話した後からずっと機嫌が悪いんだ)

3) Grumpy

“grumpy” は「不機嫌な」という意味の形容詞です。ムスッとしてちょっとご機嫌ナナメといった印象です。例えば、朝が苦手な人で、朝起きてしばらくはむっつりして話しかけてもちゃんと返事をしない、なんだかちょっとイライラしているというようなことありませんか?もしくは、気に入らないことがあってふてくされているような時にも “grumpy” が使えます。カジュアルな表現なので、会話でよく使われる表現です。

  • My son is always grumpy for a while after he wakes up in the morning and doesn’t talk very much.
    (息子は朝起きてしばらくはいつも機嫌が悪くてあまり話をしない)

4) Cranky

“cranky” にも機嫌が悪いという意味があります。 “grumpy” がムスッとして口数が少なくなるような不機嫌であるのに対して、 “cranky” はカリカリ、ピリピリして怒りっぽくなっているような時に使います。こちらも “grumpy” と同様に口語的な表現です。どちらも「不機嫌」を表す表現ですが、「ムスッとしている」のか「カリカリしている」のかで様子は少し違ってきますよね。例えば、子供が親に怒られてムスッとふてくされていれば “grumpy” ですし、家事や育児、仕事に追われて忙しい時についカリカリしてしまうようなことがあれば “cranky” ということになります。

  • I tend to get cranky when I’m busy and can’t get enough sleep.
    (私は忙しくて十分睡眠が取れないと不機嫌になりがちだ)

5) Get up on the wrong side of the bed

直訳すると「ベッドの間違った側から起きる」ということになります。この表現は古代ローマの迷信で「ベッドの左側から起きると縁起が悪い」と言われていたことに起源があります。「左側から起きるべきところを “wrong side(間違った側)” から起きてしまった」→「これといった理由もなく朝から機嫌が悪い」という意味になります。会話で良く使われる表現で、「何だかよくわからないけど不機嫌」といった時に使うことができます。“get up on” の代わりに “get out of” と言ったり、“wake up on” と言ったりすることもあります。

〜会話例〜
A: Dad has been grumpy since this morning. I think he got up on the wrong side of the bed.
(お父さんは朝から不機嫌だね。寝起きが悪かったんだねきっと)
B: I had a favor to ask, but I’ll ask him another time.
(お願いしたいことがあったんだけど、また別の時にお願いしよう)
A: You’d better not today.
(今日はやめた方がいいね)

この記事を書いた人

Yoshiko

こんにちは。英語講師・学習コンサルタントのYoshikoです。
洋楽をきっかけに英語学習を始め、日本の大学で英語を学び、留学経験なしに英語を習得しました。
英会話スクールで10年以上教えた後に、現在は大学講座、法人研修での指導、オンラインレッスンや学習コンサルティングを行っています。トータルで20年以上の講師経験と日本で英語を習得した経験をもとに学習サポートを行っています。
英語を教えるだけでなく、英語の学び方・トレーニングの方法もお伝えしています。皆さんが英語を使って世界を広げ新しい可能性を広げていけるように、学習のお手伝いができればと思います。

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