みなさん、こんにちは!Hapa EikaiwaのJunです。
母親が日本人、父親がアメリカ人のロサンゼルス生まれ育ちのハーフです。幼い時期から両文化で育ってきた僕は、日米双方の教育を受けてきました。カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学を卒業し、交換留学で一年間、一橋大学で大学生活を送りました。その後、石川県内灘町役場で国際交流員として赴任し、2年間の勤務を経て、ロサンゼルスへ帰国、2011年に英会話学校「BYB English Center」をアーバインで開校しました。
文化、習慣、教育、考え方から人間関係、双方体験してきた僕は、英語を勉強されている皆さんに少しでも役立つようこのページを始めました。これまで、英語を教える一方、自身は日本語を学んできた経験から肌で感じたこと・・・それは「言語と文化は切り離せない!」。だからこそ英語だけでなく、文化を取り入れた多くの表現、知識、ローカル情報をご紹介していきたいと思います。
混血のことをハーフやミックス(最近はダブルともいいますね)と日本ではよく表現されますが、ロサンゼルス(カリフォルニア州)では「HAPA」と呼ぶことも一般的です。HAPAは元々ハワイ語から由来した言葉で「半分」または「一部」を意味します。その名の通り「Hapa Eikaiwa」=「ハーフがお伝えする英会話」です!
自分で言うのもなんだが、幼少期から理系が得意だった僕は、語学に向いていると思ったことは一度もない。とにかく英語と日本語を習得するのに大変苦労してきた。漢字を何回復習しても頭に入らない、英語も常に赤ペンでエッセーを修正され、高校時代は正直、語学というものに悩まされた・・・というか、嫌いだった。しかも、高校までは日本語と英語がごちゃまぜになっていたのでどっちがどっちなのか混乱した日々が続いた。恥ずかしい話だが、高校までは英語も日本語も中途半端だったように思う。ハーフとして一番望ましくないパターンだ・・・。
しかし、こんな僕でも高校は「English Honors/Advanced Placement(高校が提供する大学レベルの英語)」のクラスに選抜され、カリフォルニアの大学に入学。さらに、財団法人日本国際教育支援協会が外国人向けに提供している日本語能力試験1級をほぼ満点で合格し、大学3年生の時には日本に留学。その後、石川県で国際交流員として採用された。
なぜ、ここまでこれたのか?語学に対しての才能があったからではない。地味にコツコツと頑張ってきたこと、「言語の壁」にぶつかった時でも「やっぱり僕には無理だ」とその場で挫折せずに続けたことに最大の意味があるのだと信じている。
何が言いたいのか?みなさんの称賛を求めているわけではない。「私には英語が向いていない」「喋れるようになれない」「英語の才能がない」と不安を抱えている人たちに、再認識をしてほしいのです。「何のために私は英語を勉強しているのか?」「英語を勉強する最大の目的は一体何なのか?」英語を勉強する目的を明確にすることで、継続できる力が自然と身についてくる。それがどんな困難な状況であってもなりたい自分が未来にあれば、その壁を乗り越えることができるようになる。そして、コツコツ頑張り続ければ、「必ず」英語が喋れる自分、英語という言語を駆使できる人になれる。
国際交流員として日本に滞在していた時、多くの優秀なバイリンガル(マルチリンガル)との出逢いに恵まれた。彼らは自由自在に多言語を操る集団で、どのようにして言語を習得してきたか話し合うことができた。その秘訣とは?実は秘訣と呼べるような幻の学習方法はなかったことに気付いた。共通点は、言語を好きなる事、「日々の努力」を積み重ねること、そして「バイリンガル」であっても毎日自分なりに勉強を続けること。「コツコツ頑張ること=継続すること」こそが英語の上達に最も重要なマインドセット&行為であろう。
まずは英語を好きになることだ。英語が好きになれば勉強が「勉強」に思わなくなる。勉強だと思わなければ、日々楽しく英語に取り掛かることが出来る。それが出来れば、自然と語学力が身に付いてくる。英語が身に付けば、アメリカ人とコミュニケーションが取れるようになり、評価される。評価がモチベーションに繋がり英語がもっと好きになり、もっと「学習」するようになる。これこそが継続するパワーだ。
英語が好きになれなかったら?「ペラペラ英語を喋っている自分」をイメージすること。元プロボクサー世界ヘビー級チャンピオンが残したこんな名言がある。「I hated every minute of training, but I said, Don’t quit. Suffer now and live the rest of your life as a champion」簡略すると「練習は嫌いだったが、チャンピオンでいる自分が好きだ」なりたい自分をイメージすること、英語が喋れる自分をイメージすること。そうすれば、どんな壁に立ち向かっても必ず乗り越えることができる。
心に深く響く、京セラ/KDDI創業者の稲盛和夫氏の一言「能力は未来進行形で考える」をシェアしたい。今、英語が思うように話せないのは当たり前、だから勉強をしている。しかし、3年後、5年後「ペラペラ英語を喋っている自分」がいる。いや、必ずなる。
僕はコツコツ頑張る人を応援する、真面目に学びたい人を応援する。英語という非常に便利な「コミュニケーションツール」を身に付けることで世界は広がる、「Opportunity」が無限に拡大する。「できないからやらない」→「できないからやる」このマインドセットを大切にし、夢を現実にしていく読者の皆さんに「楽しく継続できる」英語を提供するのが「Hapa Eikaiwa」です。
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【代表】Jun Senesac
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