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公開日2022.11.15

「足りない」は英語で?

量やスキルや質などが「足りない」「不足する」と英語で表現する時は、一般的に“not enough”がよく使われますが、それ以外にも様々な表現があります。今回は、「足りない」を表現する時に使える4つの表現をご紹介したいと思います。

1) Insufficient
→「(必要な量を満たしておらず)不十分な」

形容詞の“Insufficient”は、主に量や金額が「足りない」と言う場合に良く使われます。“insufficient funds”は「残高不足」、“insufficient evidence”は「証拠不十分」を意味します。時間など、形のないものに対して、“insufficient time”と言うこともできます。

〜会話例〜
A: Did you hear about the news?
(ニュース、聞きましたか?)
B: The incident about the poor little kid?
(あの可哀想な子の事件ですか?)
A: I heard that the case was dismissed due to insufficient evidence.
(証拠不十分で不起訴になったみたいですよ)
B: I feel sorry for the family.
(ご家族が気の毒です)

2) Inadequate
→「不十分な、不適当な」

“insufficient”と同じように使えますが、主に「質」が良くない、不十分だと言う時に“inadequate”を使います。量などの時に使う場合は“inadequate amount of XXXX”と言い、能力や経験であったり、人に対して使うこともできます。例えば、“inadequate amount of food for the guest”は「お客様に対してご飯の量が不十分」といった意味になります。また「適してない」というニュアンスにもなることから、「経験不足」は“inadequate experience”と表現することができます。

〜会話例〜
A: What did you think about his interview?
(彼の面接について、何か思うことありましたか?)
B: I think he did well in the interview, but his skills are inadequate for this job.
(彼の印象は良かったですが、この仕事にはスキル不足だと思います)
A: I agree.
(私もそう思います)
B: We should find another candidate.
(違う候補者を探しましょう)

3) Lack
→「不足」

“lack”は「不足」を意味し、品詞(動詞、名詞、形容詞)を変えながら、「量」や「質」が足りないことを表す時に使えます。知識不足を表現するなら、動詞を使う場合は“(He/She) lack(s) knowledge.”、名詞の場合は“lack of knowledge”、形容詞の場合は“lacking in knowledge”となります。どの品詞でも同じ意味になりますが、文章の構成によって使い分けが必要です。

  • ちなみに、“insufficient”と同様に「証拠不十分」を“lack of evidence”と表すことができます。

〜会話例〜
A: Did you know that lack of sleep increases your appetite?
(寝不足は食欲を増進させるって知ってた?)
B: Really? Now that I think of it, I binge eat when I am having sleeping issues.
(そうなの?でも、言われてみれば、睡眠が取れてない時についついドカ食いしちゃうかも)
A: See? I think sleep deeply affects how you eat.
(でしょ? 睡眠って食欲に深く関係していると思うわ)
B: I agree. I am sleeping early tonight.
(そうだね。今夜は早く寝ないと)

4) Short
→「足りない」

人手が足りない場合は“short”がよく使われます。“short staffed”や“short of hands”は「手が足りない」を意味し、「人手不足」という意味になります。

  • ちなみに時計の短針は“short hand”と言います。“shorthand”のように一語にすると「速記」という意味になるので、注意しましょう。

〜会話例〜
A: We are short of hands, so could you help us?
(人手が足りないから、手伝ってもらえる?)
B: What would you like me to do?
(何を手伝えばいい?)
A: Could you bring those chairs over here?
(そこにある椅子をこっちに持ってきてくれる?)
B: Sure!
(いいよ!)

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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