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【1日1フーレズ英語】無料メールマガジン

公開日2022.07.19

「十分」は英語で?

量的なものや感覚的なもの、精神的なものが満たされていることを日本語では「十分・充分」と表現しますが、英語で表現する場合は主に4つのフレーズを使います。ほとんどの場合、この4つのフレーズは置き換える事ができますが、「十分・充分」にはあらゆるレベルがあるため、微妙なニュアンスの違いがあります。そこで今回は、「十分な」を意味する4つのフレーズのニュアンスの違いを説明したいと思います。

1) Sufficient
→「十分な、足りる」

sufficientは「困らない程度にある」という意味になります。「足りている」というニュアンスになり、量的なものだけでなく感覚的なものにも使えます。「この情報量で十分だよ」と言う場合は、“This information is sufficient”と言います。

〜会話例〜
A: How many people are coming today?
(今日は何人来るの?)
B: 10 people.
(10人だよ)
A: So, should we order 4 party platters?
(パーティープレートを4つ頼めば大丈夫かな?)
B: That should be sufficient.
(十分だと思うよ)

2) Adequate
→「適切な、十分な」

adequateは適切な量や許容内という意味で、「不足していない」や「必要最小限は満たす」といったニュアンスになります。例えば、「適切な量の栄養が必要だ」と言う場合は、“We need an adequate amount of nutrition.”となります。

〜会話例〜
A: We have a very important meeting next week.
(来週は非常に重要なミーティングがあります)
B: I have all the materials for the presentation.
(プレゼン資料は全部あります)
A: Adequate preparation is necessary, we should work on this together.
(十分な準備が必要なので、一緒に頑張りましょう)
B: I will set up a group meeting this week.
(今週、グループミーティングを設定します)

3) Enough
→「十分な、足りる」

この表現は「たくさん」や「必要以上にある」という意味になりますが、状況によっては「ありすぎる」や「やりすぎ」と受け取られる場合があります。例えば、「今日は十分やったよ」と言う場合は、“This should be enough for today.”と言います。

  • “That’s enough!”は「いい加減にして!」という意味になります。
  • “More than enough”は「十分過ぎるほどある」を意味します。

〜会話例〜
A: I went to Costco today.
(今日、コストコに行ってきたよ)
B: Wow, you have lots of bagels.
(すごい量のベーグルだね)
A: Do you want some bagels?
(ベーグル持って帰らない?)
A: No thanks. I have more than enough to eat at home.
(家には十分すぎるほどあるから、大丈夫。でも、ありがとう)

4) Plenty
→「たっぷりの、十分な」

plentyは、「十分すぎるほどある」という意味になります。時間や物に対して使う場合が多く、「余裕がある」というニュアンスになります。例えば、「飲み物は十分あるから安心して」は“Don’t worry, we have plenty of drinks.”となります。

〜会話例〜
A: What do you want to do?
(何したい?)
B: Let’s grab something to eat.
(何か食べに行こう)
A: What do you want to eat? Do we still have time?
(何食べたい?まだ時間ある?)
B: No worries. We have plenty of time.
(大丈夫だよ。まだ時間は十分あるよ)

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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