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【1日1フーレズ英語】無料メールマガジン

公開日2022.05.10

「〜していただけますか?」英語で?

ビジネスシーンでも日常会話でも「お願いする」場面は度々ありますが、英語で「お願いする」を表現する場合はシチュエーションに合わせてフレーズを使い分ける必要があります。友達の場合は堅苦しくならない程度に、クライアントやお客様に対しては相手に不快感を与えずにお願いする必要があります。今回は場面に合わせて使う「~していただけますか?」を意味するフレーズをご紹介いたします。

1) Please…

日本語の「お願いします」の意味で“please”を使用する場合がありますが、実は“please”は要求や指示に聞こえてしまうフレーズでもあります。昔は“please”は強い言葉ではありませんでしたが、アメリカでは最近、あえて使わない風潮になっています。子供が親に「お願い〜!」と言う時に“pretty please”と言ったりしますが、大人が“please”と言う場合は要求だったり、時と場合では圧力を掛ける言い方になってしまいます。そのため、“please”を使うのはあまりオススメできません。

  • 映画のセリフで、“Just please…”とだけ言って「・・・」に余韻が含まれている場合があります。シーンによりますが、“Just please…(go.)”は「お願いだから、(もうどっか行って)」、“Just please…(don’t say anything.)” は「お願いだから、もうこれ以上何も言わないで」などのように気持ちが余韻に込められています。

〜会話例〜
A: Class will start in a minute. Please sit down.
(もう少しで授業が始まります。席に座ってください)
B: (students talking)
[生徒たちが話している]
A: Hey! Can you please be quiet?
(そこ!静かにしなさい)
B: Sorry.
(すみません)

2) Can you…?

カジュアルにお願いする場合は“Can you…?”が一番使いやすいフレーズになります。友達や気心の知れた同僚など、気を使わなくてもいい相手に一般的なお願いをする時に使います。日常会話では失礼にあたらず、見知らぬ人に対しても使えます。例えば、“Can you hold the door for me?”は「ドアを開けままにしてくれますか?」という意味になります。

〜会話例〜
A: Hello.
(こんにちは)
B: How may I help you?
(どうされましたか?)
A: Yes, can you help me with my luggage?
(荷物を運ぶのを手伝ってもらえませんか?)
B: Sure.
(もちろん)

3) Would you…?

“Can you”よりも丁寧な言い方になりますが、トーンが重要になります。“Would you”は時と場合によっては強制感があり、怒っている時にも使われます。例えば、”Would you mind…”は”if”を付け加える事によって「~しても構いませんか」といった意味になりますが、怒った口調で言うと「やりなさい」という意味合いに変わってしまいます。急いでいる状況で“Would you please hurry up!”と言うと、「お願いだから早くしてくれ!」という意味になります。

  • “Do you mind?”は「いいですか?」と相手に許可を求める時に使われるフレーズですが、相手にイライラしていたり、怒っている時に使うこともあります。その場合は一般的に「そこをどいて」という意味になります。何かをお願いする場合は、必ず“Do you mind”+動詞ingのセットで使うようにしましょう。

〜会話例〜
A: Would you like to join us for dinner tonight?
(今夜、私たちとお食事はいかがですか?)
B: Sorry, I’d love to but I have a meeting.
(すみません。とてもご一緒したいのですが、ミーティングがあるので行けません)
A: I see. Maybe next time?
(そうですか。それではまたの機会に)
B: Sure!
(ぜひ!)

4) Could you…?/Could you kindly…?

“Could you”はトーンなど関係なく、丁寧な言い方になります。丁寧さが求められるビジネスシーンで、クライアントやお客様に対して最適な言い回しになります。“kindly”を付け足す事によってさらに丁寧さが増します。相手を怒らせたくない時や、無理な要求を言っていると感じるような時に使えます。

〜会話例〜
A: Could you kindly sign here?
(ここにサインしていただけますか?)
B: Where?
(どこ?)
A: Right here sir.
(お客様、こちらです)
B: Done.
(はい)

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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