「ちょうど今宿題をやろうと思ってた」や「ちょうど電話をしようと思ってた」、「ちょうど出かけようと思ってた」のように、「~しようと思っていた」という表現は大人も子どもも日常会話で非常によく使うと思います。今回は、「〜しようと思っていた」と英語で表現する時に使えるフレーズをご紹介したいと思います。
I was (just) going to ____ / I was (just) about to ____
→「〜しようと思ってた」
「〜しようと思ってた」と表現する時は、“I was going to ~”または“I was about to ~”を使います。この二つの表現には非常に微妙なニュアンスの違いしかないため、どちらもどんな状況でも使えます。多くの場合、“I was”の後に“just”を加えることで意志が強調されます。
細かい違いについて述べると、“I was going to ~”は気持ち的にはやるつもりであっても、文脈やトーンによっては意志が弱いことを意味する場合もあります。曖昧な印象を与えてしまうこともあり、話し手や言い方によっては「いつか〜しようと思ってた」といった意味合いで伝わる場合もあります。
一方、“I was about to ~”も同じ意味ではありますが、「今、〜しようと思ってた」に近いニュアンスになります。より即時性があり、「何かをする寸前」という意味になります。ちなみに、“about to”は何かによってある出来事が中断され、果たされなかったことを意味することもあります。例えば、“He was about to quit.”は「彼は辞めそうになった」という意味になります。
〜会話例1〜
A: I was just going to call you.
(ちょうど電話しようと思っていたの)
B: What’s up?
(どうしたの?)
A: I wanted to ask you about the cookie recipe that you mentioned the other day.
(この前教えてくれたクッキーのレシピについて聞きたかったの)
B: Sure. I will email you the recipe when I get home.
(うん。家に帰ったらレシピをメールで送るね)
〜会話例2〜
A: Sorry, I’m late.
(遅れてごめん)
B: I was just about to leave!
(今、ちょうど帰ろうとしてた所だよ!)
A: I got caught up in a meeting.
(ミーティングが長引いちゃったの)
B: Just text me next time.
(今度は連絡してね)
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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