
日本語の「帽子」と「キャップ」は少し意味合いが異なりますが、英語でも “hat(帽子)” と “cap(キャップ)” は似ているようで使い分けが必要な場合があります。今回は、状況やファッションに応じた “hat” と “cap” の違いについてご紹介します。
1) Hat
“Hat”は一般的にさまざまな種類の帽子を指しますが、フォーマルな帽子のイメージが強くなります。代表的なものにフェドーラハット(中折れ帽)、カウボーイハット、サンハット、トップハットなどがあり、いずれもツバが広いのが特徴です。フェルトや麦わらなどで、日除けやファッション目的で使われることが多いです。
また、“wear many hats”という慣用句がありますが、これは、「一人で色々な役割や仕事を担う」という意味で使われます。ちなみに、心理学者のエドワード・デボノ博士が提唱した思考法に“6 thinking hats(6つの帽子思考法)”があります。ここでは、6つの「帽子」をかぶり分けることで、多角的に物事を捉えることができ、偏りのない判断をできるという意味で“hat”が使われています。
〜会話例1〜
A: What type of hats do you like to wear?
(どんな帽子が好き?)
B: I usually don’t wear hats.
(うーん、あんまり帽子はかぶらないんだよね)
A: Well, I like fedora hats.
(そっか。私はフェドーラ系の帽子が好きかな)
B: I don’t have any outfits that go with fedoras.
(フェドーラに合う服、持ってないんだよね)
〜会話例2〜
A: What does “hats off to you” mean?
(「Hats off to you」ってどういう意味?)
B: It means that they respect you for your achievement.
(成功とか頑張ったことに対して、敬意を表す感じだよ)
A: Oh. I’ve never heard of that phrase before.
(そうなんだ。そのフレーズ初めて聞いたかも)
B: Well, what did you achieve?
(で、何か成し遂げたの?)
2) Cap
“cap”は、一般的に柔らかく頭にぴったりフィットするタイプの帽子を指し、前にツバ(バイザー)がついた野球帽のようなタイプが代表的です。また、ニット帽は“knit cap”や”beanie”と呼ばれます。キャップはスポーツ時や防寒用として使われることが多く、カジュアルな印象を与えるスタイルの帽子が多いかもしれません。
アメリカでは、“put on your thinking cap”という表現があり、「よく考えて」という意味になります。特に子どもに対して、「しっかり考える」「問題解決のために頭を使う」といったニュアンスで使われます。例えば、“I need to put on my thinking cap.(しっかり考えないと)”のように使います。
- “cap”には他にも、「蓋(キャップ)」や「瓶の栓」などの意味もあります。動詞として使う場合は、「蓋をする」や「栓をする」といった意味になり、例えば「ペンにキャップをする」は“cap the pen”と表現します。
〜会話例1〜
A: Where’s your baseball cap?
(野球帽はどこにあるの?)
B: I forgot it in the car.
(車に置き忘れちゃった)
A: Don’t you need it?
(必要じゃないの?)
B: I’ll go get it from the car.
(車から取ってくるよ)
〜会話例2〜
A: Your child will need a swimming cap.
(お子様にはスイミングキャップが必要です)
B: My daughter doesn’t have one.
(娘はスイミングキャップを持ってないのですが)
A: You can purchase one at the front desk.
(フロントで購入できますよ)
B: Okay.
(わかりました)
この記事を書いた人

Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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