
子供が初めて英会話のレッスンを受けてみたけど、緊張して全然喋れず落ち込んでしまった時、「それでも挑戦したことがすごいよー!」とフォローしてあげたり、あなたがエアロビのクラスに参加し、難しくてついていけなかったけど「それでも諦めなかったからそこは評価できる!」と自分を褒めてあげたり、「できなかったけど、〇〇は評価できる!」と言いたい時、英語ではどのように言えるのでしょうか。よくネイティブの方が使っているインフォーマルなフレーズをこの記事ではご紹介したいと思います!
「ここは評価できる!」は “Points for 動詞+ing”
「〇〇は評価できるところ!」は“points for 動詞+ing”と言えます。何かを完璧にこなすことが「100点」だとして、100点はとれなかったけど、できた部分・頑張った部分でそれだけ自分または他人に「点数をあげる」というイメージから“points for ____”という言い方になります。
例えば先ほどのお子さまの英会話のレッスンを例に言うと“You might have gotten nervous, but points for trying!” =「緊張しちゃったかもだけど挑戦したことがえらいよ!」と言えます。1つだけ気を付ける点は、目上の人やあまり知らない人に“points for ___!” と言ってしまうと上から目線に聞こえてしまいます。言うとしたら、気心が知れた友人や家族に言うのが良いでしょう。
“Points for ___”は自分に対しても言うことができますが、ちょっとだけ言い方が変わってきます。エアロビのレッスンの例で言うと“I couldn’t follow the aerobics class. But points for not giving up, right?” (=「エアロビのクラス、ついていけなかったけど、諦めなかったところは評価してあげていいよね!?」)と言えます。このように自分のことをいう時は最後に「だよね?」という意味の“right?”や“Am I right?”をつけて、話している相手に「ここ評価してあげていいよね?」という言い方をします。
“I’ll give myself points for ____”のようにちゃんと文章にしなくていいの?と思われる方もいるかもしれませんがこれはとてもカジュアルなフレーズのため“Points for ____!”という言い方だけでokです!
- You guys came in last in this basketball tournament, but points for having a positive attitude the whole time!
(君たちはこのバスケの大会で最下位だったけど、終始前向きな姿勢だったことはとても良かったよ!) - Today was my first French class, and it was so hard! But points for attending and trying, right?
(今日初めてフランス語のレッスンを受けたんだけど本当に難しかった!まぁ、ちゃんと出席して一応頑張ったし、よしとしていいよね!?)
〜会話例〜
A: I messed up like 5 times in today’s dance performance! I’m so frustrated!
(今日のダンスのステージ、5回ぐらい間違えちゃった…。マジでもやもやする)
B: But you continued to dance with a smile on your face! Points for doing your best!
(それでも笑顔で踊り続けたじゃん!ベストを尽くしたの、素晴らしいよ!)
この記事を書いた人
Mai
こんにちは!英会話講師のMaiです。
日本で生まれ、3歳からアメリカのシカゴに10年間住んでいました。日本帰国後も、高校・大学で英語の勉強を続け、今はオンライン英会話講師をしながら スポーツ・エンタメ等、多数の分野の翻訳・通訳の仕事をしております。
英会話は、会話レッスンの他に、生徒さんと一緒に楽しく洋楽を歌いながら英語をお教えするレッスンや、英語の日記を添削するレッスンを提供しております!生徒さんが困った時に日本語でもサポートできる、という強みを生かしながら、日々レッスンに取り組んでおります!
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