
友達がマラソンに出場していたり、兄弟がダンスのステージでぶちかましている時、日本語では「ファイト~!」と言ったりその人の名前を大声で叫んだりしてエールを送りますが、英語ではどのように誰かのパフォーマンスに対してエールを送ることができるのでしょうか。この記事ではエールを送る際、使える便利なフレーズ3選をご紹介します!
1) Let’s go!
“Let’s go!” は「よし、行こう!」という意味の他に、「頑張れー!」という意味の応援フレーズでもあります。使い方は2つあります。まず、スポーツの試合やパフォーマンスなどが始まる前に “Let’s go!” と出場者・出演者にいうと、「今から頑張ってね~!」という意味になります。また、スポーツやパフォーマンスの途中にも言うことができますが、スポーツの途中だと「ファイト!」、そしてダンスや歌のパフォーマンスの最中だと「いいよ~!」とその人の背中を押すような意味になります。“Let’s go, ____!” (空欄には人の名前が入る)のように、最後にその人の名前をつけて、「〇〇さん、頑張れ!(いいよ~!)」と言ってあげると良いでしょう。
- Let’s go Lisa! You’re gonna kill this 100 meter race!
(頑張れリサー!この100メートル走、リサならぶちかませるはず!) - A few more meters to go, Marie! Let’s go!
(あと残り数メートルで完走だよ、マリー!ファイト!) - Let’s go Brian! What a solo!
(いいねブライアン~!最高なギターソロだよ!)
2) Come on!
“Come on!” は、誰かがスポーツやパフォーマンスの途中でちょっと苦戦していて「頑張れ!できるよ!」と、背中を押したい時に使えるフレーズです。気を付けるポイントとしては、あまり荒く、怒りっぽく言ってしまったり、特に“on”を強調しすぎて言ってしまうと「何やってんだよ!」とか「もっと頑張れよ!」という意味にもなりかねるので、言うとしたら明るく優しいトーンで語尾を上げて言い、さらに”Come on ____, you can do it!” (「頑張れ〇〇さん!君なら出来る!」)など、その人を背中を押す様なポジティブな一言をつけ加えると良いでしょう。
- Come on! Don’t give up, you got this!
(頑張れ!あきらめないで、あなたなら出来るよ!) - Come on Takuya! You’ll get a goal next time!
(タクヤ、ファイト!次はきっとゴール決めれる!) - Come on Ayako! I know you can lift this weight!
(頑張れ、アヤコ―!絶対このダンベル持ち上げれるから!)
3) Yas, queen / king!
このフレーズを見て、まず「え、YasじゃなくてYesじゃないの?」と思われたかもしれませんが、最近の若い人は「いいね~!」と誰かを褒める時 “Yas” (ヤース)という言い方をしています(しっかり「ヤース」と伸ばして言うのがポイント)。これは、主にダンスや歌などパフォーマンスを褒める時に使うスラングのフレーズです。さらに、かっこよかったり、パフォーマンスをぶちかましている人のことを、スラングで女性は“Queen”、男性は“King”と呼ぶことができます。よって、誰かに “Yas queen!” や “Yas king!” というと、「いいねー!ぶちかましてるねー!」という意味になります。
- Another strike! Yas king! You’re an amazing bowler, Tomoki!
(またストライク!マジでぶちかましてるね!トモキ、ボーリング上手すぎ!) - Insane backflip, Momoka! Yas queen!
(モモカ、今のバク転やば~い!ぶちかましちゃてるじゃん!) - Emma was slaying today at the dance competition. I kept screaming “Yas queen!”
(エマ、マジで今日のダンスの大会でぶちかましてた。私ずっと「いいねー超かっこいい~!」って叫び続けちゃった!)
この記事を書いた人
Mai
こんにちは!英会話講師のMaiです。
日本で生まれ、3歳からアメリカのシカゴに10年間住んでいました。日本帰国後も、高校・大学で英語の勉強を続け、今はオンライン英会話講師をしながら スポーツ・エンタメ等、多数の分野の翻訳・通訳の仕事をしております。
英会話は、会話レッスンの他に、生徒さんと一緒に楽しく洋楽を歌いながら英語をお教えするレッスンや、英語の日記を添削するレッスンを提供しております!生徒さんが困った時に日本語でもサポートできる、という強みを生かしながら、日々レッスンに取り組んでおります!
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