
みなさんは、会社や学校で外国人の方に名前を呼ばれた時どう返していますか。私自身の経験上、日本人の方は外国人に名前を呼ばれると“Yes?”と返すか、または、何も言わずに振り向いてその人とアイコンタクトをとるなど、ノンバーバルな返事をする方が大半かなと感じます。これらの返し方でも全然良いのですが、今回はこれ以外のかっこいい返し方3つをご紹介したいと思います。
1) Hey there!
“Hey there!”は「やぁ!」ですが、「おっ、〇〇さんじゃないですか、どうしました?」という意味を含んでおり、主に学校や職場などで使う返し方です。職場は、あまり堅苦しくなく、フランクな雰囲気の職場の場合、または同期など仲が良い者同士で話す時に使うのが良いでしょう(目上の人に対して使うのは控えましょう)。逆にもし“Hey there”と言われたら、まず“Hi!”や“Hey!”と返すのも良いですが、急ぎの時などは何も返さずに、そのまま要件を伝えてしまって大丈夫です。
〜会話例1〜
A: Asuka!
(アスカ~!)
B: Hey there!
(あら!どうした?)
A: Do you have a minute? I need to talk to you.
(ちょっと時間ある?話があるんだけど)
〜会話例2〜
A: Hey Ian!
(やあ、イアン!)
B: Hey there!
(おおっ!どうした?)
A: You have Spanish next, right? Wanna go together?
(イアンって次の授業、スペイン語だよね?一緒に行かない?)
〜会話例3〜
A: Laura?
(ローラ!)
B: Hey there, Jane!
(あら、ジェーン!)
A: Could you please make 3 copies of this?
(これのコピー3枚とってくれる?)
2) What’s up?
“What’s up?”を「元気?」という意味の挨拶として知っている方も多いと思いますが、名前を呼ばれた時の「どうしたの?」という意味の返しでもあります。カジュアルな表現なので、基本友人や家族などの間で使います。会社でも、同期など気が知れた人に対しては使えますが、目上の人に対して使うのは控えましょう。
〜会話例1〜
A: Kate!
(ケイト!)
B: What’s up?
(どうした?)
A: Could you grab me the AC remote? It’s freezing in here.
(エアコンのリモコン取ってくれる?この部屋めっちゃ寒くて…)
〜会話例2〜
A: Mai!
(マイ!)
B: What’s up?
(どうしたの?)
A: Nothing much, just wanted to ask how you are.
(いや、別に。元気か聞きたかっただけ)
〜会話例3〜
A: Hey Takahiro!
(タカヒロ!)
B: What’s up, Keiko?
(ケイコ、どうしたの?)
A: This is the new coffee machine for our office! Could you set it up?
(これがオフィス用の新しいコーヒーメーカーなの!立ち上げてくれない?)
3) Yo!
“Yo!”は日本語で言うと「どしたー!?」や「はいよー!」に相当し、基本的に若い人(主に男性)が使います。とてもカジュアルな表現なので、主に友人など本当に気が知れた者同士でしか使いません。
〜会話例1〜
A: Hey Chris!
(ねえ、クリス―!)
B: Yo!
(どしたー!?)
A: Let’s go grab dinner! Can you drive?
(飯食べに行こう~!運転頼んでもいい?)
〜会話例2〜
A: Brian!
(ブライアンー!)
B: Yo!
(はいよー!)
A: We’re hanging out after class, wanna come?
(俺たち授業後に遊ぶんだけど、一緒に来る?)
〜会話例3〜
A: Hey, Ren!
(ねえ、レン!)
B: Yo!
(どしたー?)
A: I’m running to the supermarket, need anything?
(今からちょっとスーパー行ってくるけど、なんか欲しいものある?)
この記事を書いた人
Mai
こんにちは!英会話講師のMaiです。
日本で生まれ、3歳からアメリカのシカゴに10年間住んでいました。日本帰国後も、高校・大学で英語の勉強を続け、今はオンライン英会話講師をしながら スポーツ・エンタメ等、多数の分野の翻訳・通訳の仕事をしております。
英会話は、会話レッスンの他に、生徒さんと一緒に楽しく洋楽を歌いながら英語をお教えするレッスンや、英語の日記を添削するレッスンを提供しております!生徒さんが困った時に日本語でもサポートできる、という強みを生かしながら、日々レッスンに取り組んでおります!
Advertisement