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公開日2025.02.25

要注意フレーズ!“Whatever”が人に与える印象

皆さんは“whatever”と聞くとどの様なイメージが沸きますか?映画やドラマで耳にすることが多いフレーズですが、実際の会話で使うには注意が必要です。今回は“whatever”の意味と相手に与える印象についてお話ししたいと思います。

”whatever”の意味

“Whatever”を直訳すると「何でも」という意味になります。会話で使うと投げやりな印象を与えることが多く、ビジネスシーンではクライアントや同僚に対して使うと相手を怒らせてしまう可能性があります。言い方によっては「どうでもいい」と受け取られ、友人や恋人との喧嘩の原因になることもあります。気軽に使ったつもりでも、相手を思いのほか不快にさせてしまうことがあるため、“whatever”を使うことはお勧めできません。

とはいえ、ネイティブの会話ではよく耳にするフレーズであり、そのニュアンスを理解しておくことは重要です。そこで、“whatever”を使うと相手にどんな印象を与えるのか、“whatever”を使った3つのフレーズを例に見ていきましょう。

相手に与える印象

1) “whatever you like”の場合

相手に好みなどを尋ねられたときによく使われる “whatever you like” は、「(あなたが良いと思うものなら)何でもいいよ」という意味です。一見、相手に合わせているように聞こえますが、実は「相手任せ」という印象を与えることがあります。もし、相手の好みに寄り添いたい場合は、”Anything that you like” や “Anything that works for you”の方がいいでしょう。

〜会話例〜
A: What do you want to eat?
(何を食べたい?)
B: Whatever you like.
(あなたが好きなものなら 、何でもいいよ)
A: Ok. I’m just going to order pizza.
(了解。ピザをオーダーするよ)
B: Ok.
(オッケー)

2) “whatever you do”の場合

「何をするにしても」と言う場合に”whatever you do”を使うことがありますが、相手に注意を促す場面で使われることが多く、強い印象を与えます。「絶対に~してほしい」というニュアンスが含まれるため、優しく注意を促したい場合は”please”を代わりに使うといいでしょう。例えば、“Whatever you do, lock these doors.(何があっても、ドアをロックしておいてください)”は”Please lock these doors.”に言い換えられます。ただし、危険が迫っていたり、相手に絶対に守ってほしい約束がある場合は、“whatever you do”を使う方が適切かもしれません。

〜会話例〜
A: Here are the keys. And these are my only keys.
(鍵を渡すけど、この鍵しかないから)
B: Thanks.
(ありがとう)
A: Whatever you do, don’t lose these keys!
(何があっても、鍵を失くさないでね!)
B: Ok ok.
(はい、はい)

3) “do whatever I can”の場合

“whatever”を「何が何でも」や「何んでもする」という意味で使うこともあります。この場合、「本気でやる」というニュアンスがあり、相手に自分の真剣さを伝えたい時に使います。しかし、少し幼稚な言い回しになるため、場合によっては信用されにくいこともあります。そのような場合は、“whatever”の代わりに“everything”を使うことで、相手に信頼感を与えることができます。例えば、「何が何でもやります」は“I am going to do everything I can.”と表現することができます。

〜会話例〜
A: Sorry, I lost the keys!!!
(ごめん、鍵なくしちゃった!!!)
B: I told you to take good care of them!
(だから、気を付けてって言ったよね!)
A: I am going to do whatever I can to find the keys.
(何が何でも、鍵を探し出すよ)
B: You better find the keys!
(絶対に鍵を見つけてよ!)

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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