日米ハーフがお伝えするPodcast、動画、文化を含む無料英語学習ページ

英語学習サイト:Hapa 英会話

Hapa Eikaiwa on FacebookHapa Eikaiwa on TwitterHapa Eikaiwa on YouTubeHapa 英会話 Instagram

【1日1フーレズ英語】無料メールマガジン

公開日2024.12.10

「イタい」を英語で言うと?

人の言動などを見て「イタい」と思うことは誰もがあるかと思いますが、これは英語ではどのように表現するのでしょうか。単純に、誰かの言動が痛々しいと感じる時に使う表現以外に、英語では「(状況・雰囲気が)気まずすぎて見ていられない」・「誰かの言動がぎこちなさすぎて、見ていられない」などは別の表現を使って表します。今回はそれぞれのニュアンスに相当する表現をご紹介したいと思います。

1) Cringe

“cringe(クリンジ)”は「身がすくむ」「身が縮む」という意味があり、最近では、「何かを見ていて、身がすくんでしまう程恥ずかしい」という意味のスラングになっております。若い方に頻繁に使われており、主な使い方は“This (that) is cringe.” =「これ(あれ)、見てて痛い」です。 “cringey(クリンジー)”という言い方もあり、これも“cringe”と意味は全く同じで、“This is cringey.” で「これ、痛い」という意味になります。さらに、今現在の話をしている場合は“I’m cringing.”ということもできます。

  • I don’t get why that YouTuber is so popular. He’s so cringe.
    (あのユーチューバーがなんであんなに人気なのか理解できない。俺にとってはマジで痛い)
  • People who post videos of themselves crying on social media are so cringey!
    (自分が泣いてる動画をSNSに投稿してる人、痛すぎる!)
  • I‘m cringing so hard at these photos of me from high school. My hair and make-up were terrible!
    (高校生の時の自分の写真見てるんだけど、痛々しすぎる…。髪の毛もメイクもひどすぎ!)

2) Secondhand embarrassment

“secondhand”は「間接の」という意味であるため、“secondhand embarassment”は、自分ではない誰かを見て感じる、間接的な恥ずかしいという気持ち、いわゆる「共感性羞恥」を指します。主な使い方は、“____ gave me secondhand embarrassment”や、“I got secondhand embarrassment from ____.” で、これらは両者共「~から、共感性羞恥心感じたわ…。」という意味です。また、 共感性羞恥が強い場合、“The secondhand embarrassment is strong.” =「強い共感性羞恥感じたわ…。」ということが出来ます。“secondhand embarrassing”とは言えませんので、ご注意を。

  • That comedian’s set gave me secondhand embarrassment!
    (あのお笑い芸人のステージ、見ててこっちまで恥ずかしくなってきた)
  • I saw a guy at the bar flirting with many girls and creeping them out. I got so much secondhand embarrassment!
    (バーで、たくさんの女の子を口説いて、キモがられてた男見たんだけど、共感性羞恥がやばかった…)

〜会話例〜
A: Did you watch that rock band perform the national anthem on TV?
(あのロックバンドがテレビで国歌斉唱したの、見た?)
B: Yes, they were so bad. The secondhand embarrassment was strong…
(見た。ひどかったね。強い共感性羞恥を感じたわ…)

3) Awkward

“awkward”は、「ぎこちない」や 「気まずい」などの意味があり、何かが目をそらしたくなるほどぎこちなかったり、気まずかったりすると“This is awkward!” =「これぎこちなさすぎる!/ 気まずすぎる!」ということができます。さらに、“awkward”は自分が置かれた状況に対しても使うことができ、例えば、始めて会った人との会話がぎこちなかった場合、“Our conversation was so awkward” =「うちらの会話、ぎこちなさすぎた…」ということができます。

  • I just went to Koji’s wedding, and the best man’s speech was super awkward.
    (コウジの結婚式に行ってきたんだけど、付添人のスピーチがぎこちなさすぎて見てられなかった…)
  • There’s this guy at work who always tries to make everyone laugh and fails. It’s so awkward to watch…
    (俺の職場に、いつも皆を笑わせようとする奴がいるんだけど、毎回失敗してて…。見てて気まずすぎる…)

〜会話例〜
A: How was your blind date?
(ブラインドデートどうだった?)
B: So awkward! Both me and my date were so shy and we barely talked.
(めっちゃ気まずかった..。私も相手もシャイで、殆どしゃべらずに終わっちゃって…)

この記事を書いた人

Mai

こんにちは!英会話講師のMaiです。
日本で生まれ、3歳からアメリカのシカゴに10年間住んでいました。日本帰国後も、高校・大学で英語の勉強を続け、今はオンライン英会話講師をしながら スポーツ・エンタメ等、多数の分野の翻訳・通訳の仕事をしております。
英会話は、会話レッスンの他に、生徒さんと一緒に楽しく洋楽を歌いながら英語をお教えするレッスンや、英語の日記を添削するレッスンを提供しております!生徒さんが困った時に日本語でもサポートできる、という強みを生かしながら、日々レッスンに取り組んでおります!

カフェトークのプロフィールはこちら

    
            
  •                  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •              

Advertisement

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Advertisement

Hapa英会話セミナー2014収録動画

英語学習コラム