海外旅行先でファストフードを食べるのもいいですが、せっかくならちょっとおしゃれなレストランで食事をしたい時もありますよね。そこで今回は、レストランで使う英語表現をご紹介したいと思います。
入店時の流れ
入店時、多くの場合まず“Do you have a reservation?(ご予約はございますか?)”のように、店員(ホスト)が予約の有無を確認します。予約がある場合は”I have a reservation for XX people at XX. It’s under XX.(XX時にXX名で予約している、XXです)”のように返答すれば、確認後にテーブルまで案内してもらえます。
予約がない場合はシンプルに“I don’t have a reservation. Do you have a table?(予約はありませんが席は空いていますか?)”のように伝えればOKです。その後、“How many are in your party?(何名様ですか)”のように聞かれるので、人数を伝えましょう。ちなみにレストランなどでは、グループのことを“party”と言います。
お店の店員(ホスト)がお客様を席まで案内する時は“Right this way.”や“Come with me.”という表現がよく使われますが、これらのフレーズは「こちらになります」を意味します。
〜会話例1〜
A: Hello. Do you have a reservation?
(こんにちは。ご予約はありますか?)
B: Yes. I have a reservation for 2 people at 7pm.
(はい。7時に2名で予約しています)
A: Your name please?
(お名前は?)
B: Peter.
(ピーターです)
〜会話例2〜
A: Hello. Do you have a reservation?
(こんにちは。ご予約はありますか?)
B: No. Do you have a table?
(いいえ。席は空いていますか?)
A: I think we do. How many are in your party?
(空いていると思います。何名様ですか?)
B: Two.
(二人です)
着席後の流れ
店員(ホスト)に案内されて着席した後は、注文を取ったり料理を運んでくれるウェイターやウェイトレスが、「本日このテーブルを担当する〇〇です」を意味する“My name is ____. I will be serving you today.”や”My name is ____. I will be taking care of you today.”と言って自己紹介をします。その後、“Can I get you started with something to drink or an appetizer?”と飲み物や前菜の注文を聞かれます。「まずは〇〇を」は“I will start with ____”、「〇〇をください」は“Can I get ____?”のフレーズを使って注文します。まだ時間が必要な時は、“I think I need more time.”と伝えましょう。
〜会話例〜
A: Hi. My name is John. I will be your server tonight.
(こんにちは。本日、担当させていただくジョンです)
B: Hi.
(こんにちは)
A: Can I get you started with something to drink or an appetizer?
(何かお飲み物やアペタイザーはいかがですか?)
B: Yes, I think we will start with a glass of wine.
(はい。まずはワインをいただけますか?)
飲み物・前菜を注文した後の流れ
飲み物や前菜が席に運ばれてしばらくすると、ウェイターやウェイトレスがメイン料理の注文を取りに来ます。“Are you/we ready to order?(ご注文はお決まりですか?)”と聞かれるので、注文の用意ができている場合は、“Yes, I would like ____.”と言ってメイン料理を注文します。もし、まだ決まっていない場合は、“I need more time.”や”I’m not ready yet.”、“I’m still thinking.”や“I’m still deciding.”と伝えればOKです。
〜会話例〜
A: Here are your glasses of wine. Are we ready to order?
(ご注文のワインになります。ご注文はお決まりですか?)
B: I think I need more time.
(もう少し時間が必要です)
A: Okay, please take your time.
(かしこまりました。ごゆっくりどうぞ)
B: Thank you.
(どうもありがとうございます)
お肉の焼き加減や付け合わせについて聞かれた場合
ステーキなどのお肉料理を注文した際、ウェイターやウェイトレスが”How would you like that cooked?”と言ってお肉の焼き加減を聞く場合があります。ウェルダン、ミディアムレア、レアの場合は“I would like that well done/medium-rare/rare please.”と言うといいでしょう。
またメイン料理に副菜がつく場合は、“And for your side?(付け合わせはいかがなさいますか?)”と聞かれる場合もあります。通常、メニューを見れば付け合わせ料理が何か書いてありますが、見てもわからない場合は“What kind of sides do you have?”と聞くと、どんな種類があるかを教えてくれます。
注文した料理がすべて運ばれた後の流れ
お料理が全て運ばれてしばらくすると、ウェイターやウェイトレスから“Do you need anything (else)?(ほかにご注文はございますか?)”と聞かれます。このタイミングで、ドリンクの追加注文やデザートの注文、またはお会計ができます。まだ食べている場合は、「追加注文はありません」という意味で”We are good.”と伝えるといいでしょう。
また、なかなか支払伝票を持って来てもらえない場合は、ウェイターやウェイトレスに“Could we have the bill?”や”Check please?”と伝えればOKです。または、サインをするようなジェスチャーをするのも一般的です。
〜会話例1〜
A: Do you need anything else?
(他にご注文はございますか?)
B: Yes, can we order a dessert?
(はい。デザートを注文してもいいですか?)
A: Sure.
(もちろんです)
B: We will have the New York-style cheesecake.
(ニューヨークスタイルチーズケーキをください)
A: My favorite one. I will take your dessert menu.
(私の大好きなデザートです。デザートメニューをお下げしますね)
〜会話例2〜
A: Could we have the bill?
(お会計お願いできますか?)
B: Sure! Here is your bill.
(かしこまりました。お会計はこちらになります)
A: Thank you.
(どうもありがとうございます)
B: It was a pleasure to serve you tonight.
(本日はありがとうございました)
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
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