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公開日2024.06.04

「雨」を表す英語

日本語だと「ポツポツ」「ザーザー」と雨をあらわす擬態語がたくさんありますが、英語は日本語のようにオノマトペが豊富ではありません。じゃあ、どうすれば色んな「雨」を表すことができるのでしょうか?実は、英語には「雨が降る」を表す動詞がいろいろあるのです。今回はそんな「雨」を表す英語表現をご紹介していきます。

1) Rain

「雨が降る」をあらわす英語で1番よく使われるのが “rain” です。ここに様々な副詞を付け加えていけば、どれくらい雨が降っているのかを表現できます。例えば、たくさん降っているときは “hard” や“heavily” 、少しだけなら ”a little”や“slightly”などといっしょに使えます。おなじみの“rain”でもいろんな副詞と合わせて使えばバリエーションが豊かになりますね。ちなみに“rain cats and dogs”で「土砂降りの雨が降る」という意味になります。なぜ「猫と犬」なの?と思うかもしれませんね。由来は諸説あるようですが、なんとなく賑やかそうなのでイメージが湧く気がしませんか?

  • It’s raining hard today.
    (今日は雨が強く降っている)
  • It’s still raining a little bit.
    (まだ、少し雨が降っている)
  • It was raining cats and dogs when I left home.
    (私が家を出たとき、土砂降りの雨が降っていた)

2) Pour

日本語で「雨がザーザー降っている」というとき、英語で”pour”という動詞で表すことができます。もとももと”pour”には「注ぐ」という意味があります。“Pour milk into coffee”と言えば「コーヒーにミルクを注ぐ」という意味です。雨を表すのに “pour”を使えば「大雨が降る」ということになります。似た単語に“downpour” というものがあり、これは「土砂降りの雨」という意味の名詞です。合わせて覚えておくと良いですね。

  • It was pouring last Sunday, so I didn’t go anywhere.
    (先週の日曜日は大雨だったので、どこにも出かけなかった)
  • I got caught in a downpour on my way back home.
    (家に帰る途中に土砂降りの雨にあった)

3) Bucket down

“bucket”とは「バケツ」のことですが、「バケツをひっくり返すように雨が激しく降る」という意味でも使えます。イギリス英語で使われる口語表現です。

  • It was bucketing down all day yesterday, so we had to cancel our plan.
    (昨日は1日中大雨だったので、予定をキャンセルしなければいけなかった)

4) Drizzle

「雨がしとしと降る」というには “drizzle” がぴったりです。「霧雨」「細雨」が降るときに使える表現です。名詞としても動詞としても使えます。雨以外にも料理で「液体をふりかける」という意味でも用いることができます。

  • It was raining hard in the morning, but now it’s only drizzling.
    (今朝は雨が激しく降っていたが、今はしとしと降っているだけだ)
  • Finally, drizzle the salad with a little olive oil.
    (最後に、サラダにオリーブオイルをすこし振りかけてください)

5) Sprinkle

“sprinkle” は「雨がぽつぽつ降る」様子をあらわします。「スプリンクラー」という水を撒く装置をご存じですよね?“sprinkle” には液体や粉末などを「まき散らす」「振りかける」という意味があります。雨を表す表現としても使えます。

  • It began to sprinkle. You should take an umbrella with you.
    (雨がぽつぽつ降り始めたわ。傘を持っていきなさいね)
  • She sprinkled powdered sugar over the cake.
    (彼女はケーキに粉砂糖をふりかけた)

6) Spit

“spit”は「唾を吐く」という意味ですが、“it”を主語にして雨を表すこともできます。どんな雨か想像できますか?実は「パラパラ降る雨」を表すのです!雨を唾に例えているわけです。イギリス英語で使われる表現で、アメリカ英語では“sprinkle”を使います。ところ変われば雨の表現も変わるので、注意が必要ですね。迷ったら、“rain”を使うのが一番安心かもしれません。

〜会話例〜
A: Is it still raining? You can use my umbrella.
(まだ雨が降っている?私の傘を使ってもいいわよ)
B: That’s OK. It’s only spitting. I don’t need an umbrella.
(大丈夫よ。パラついてるだけ。傘はいらないわ)

この記事を書いた人

Yoshiko

こんにちは。英語講師・学習コンサルタントのYoshikoです。
洋楽をきっかけに英語学習を始め、日本の大学で英語を学び、留学経験なしに英語を習得しました。
英会話スクールで10年以上教えた後に、現在は大学講座、法人研修での指導、オンラインレッスンや学習コンサルティングを行っています。トータルで20年以上の講師経験と日本で英語を習得した経験をもとに学習サポートを行っています。
英語を教えるだけでなく、英語の学び方・トレーニングの方法もお伝えしています。皆さんが英語を使って世界を広げ新しい可能性を広げていけるように、学習のお手伝いができればと思います。

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