朝目が覚めたのに布団から出られずに、そのまま二度寝してしまうことありますよね。布団の中が心地よくて出られずに二度寝してしまって、気がついたら寝過ごしていた。皆さんもそんな経験がありませんか?さて、この「二度寝」という表現は英語ではどう表現するのでしょうか。今回は「二度寝」を表す英語表現を3つご紹介しましょう。
1) Go back to sleep
直訳すると「眠りに戻る」という意味です。一度目が覚めたのに再び眠りに戻るということです。似た表現に“go back to bed”というものもあります。こちらはベッドに戻るということです。朝起きて一旦布団の外に出たのにもう一度布団に戻って寝る、そんなニュアンスになります。布団の中から出られずに二度寝するのか、布団から出た後にもう一度ベッドに戻って寝るのかの違いです。二度寝はそもそもベッドから出ることなしに再び眠ることを言いますから、“go back to sleep”の方を使いましょう。
- I woke up at 5:00AM this morning. It was too early to get up, so I went back to sleep.
(今朝、5時に目が覚めた。起きるにはまだ早すぎたので、もう一度寝た) - I got up at 6:00 this morning and had a cup of coffee. Then I went back to bed and slept until noon!
(今朝6時に起きてコーヒーを飲んだ。それからもう一度寝直してお昼の12時まで寝たよ)
2) Fall asleep again
こちらは直訳すると「再び眠りに落ちる」となります。“go back to sleep”の「二度寝」はうっかりなのか、わざとなのかはっきりしません。一方、 “fall” は「落ちる」という意味ですから、わざとではなく「うっかり眠ってしまった」という意味になります。“again” がなければ「眠る」「居眠りする」という意味です。“again” を付け加えることで「再び」という意味が加わり「二度寝する」という意味になるわけです。
- I couldn’t get out of bed and I fell asleep again. When I woke up, it was already half past nine and I was late for work!
(布団から出られなくて二度寝してしまったよ。目が覚めたら既に9時半で仕事に遅刻したんだ!) - I fell asleep on the train and I missed my station.
(電車で居眠りして駅を乗り過ごしてしまった) - My daughter fell asleep while I was reading her a story.
(私がお話を読んでいるうちに、娘は眠りに落ちた)
3) Sleep in
「二度寝」とは少しニュアンスが変わりますが、「いつもよりも遅くまで寝る」という意味でよく使う表現です。休日はいつもより遅くまで寝ているという人も多いのではないでしょうか?いつもの時間に目が覚めたのだけれど、今日は休みだからもうちょっと寝ていよう。そんな風に意図的に遅くまで寝る時に使えます。また、この表現は「寝坊する」という意味でも使えます。その場合は意図的ではなく「うっかり寝過ごす」という意味になります。“oversleep”と言い換えることも可能です。
〜会話例〜
A: How was your weekend?
(週末はどうだった?)
B: I just stayed home and relaxed. I often sleep in on weekends and catch up on my sleep!
(家にいてゆっくりしていたよ。週末はよく遅くまで寝て、普段の睡眠を取り戻すんだ!)
この記事を書いた人
Yoshiko
こんにちは。英語講師・学習コンサルタントのYoshikoです。
洋楽をきっかけに英語学習を始め、日本の大学で英語を学び、留学経験なしに英語を習得しました。
英会話スクールで10年以上教えた後に、現在は大学講座、法人研修での指導、オンラインレッスンや学習コンサルティングを行っています。トータルで20年以上の講師経験と日本で英語を習得した経験をもとに学習サポートを行っています。
英語を教えるだけでなく、英語の学び方・トレーニングの方法もお伝えしています。皆さんが英語を使って世界を広げ新しい可能性を広げていけるように、学習のお手伝いができればと思います。
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