私は高校の時にmade fromとmade of、そしてmade inの意味を暗記した記憶があるのですが皆さんはどうでしょうか。made inは“Made in Japan”のように後ろに地名が入るので分かりやすいのですが、made fromとmade ofの違いは覚えていますか。本日はこの2つをどう使い分けるのか解説いたします。
“Made from”は「材料を見た目から判断しにくい時」に使う
一言で表すと「材料を見た目から判断しにくい、原形とかけ離れている」時にfromを使用します。例えば机や椅子は木から出来ていることが分かりやすいですが、紙は木から出来ているというのが見た目からは想像が付きにくいですよね。そういった時にfromが使用されます。また、例えばオレンジジュースはオレンジから作られているのは誰でも知っていますがフルーツのオレンジとオレンジジュースの見た目が個体と液体でかなり異なるためこの場合もfromが使われます。
- Paper is made from wood.
(紙は木から作られている) - This orange juice is made from Spanish oranges.
(このオレンジジュースはスペインのオレンジから作られている)
“Made of”は「素材が見た目から分かる時」に使う
こちらは上記のmade fromの反対で「素材が見た目から分かる時」に使用されます。例えば銀色の指輪であれば銀から作られているのが簡単に想像がついたり、Tシャツは綿で出来ているのはみなさんもご存知ですし見た目にも分かりやすいですね。
- This sweater is made of wool.
(このセーターはウールで出来ている) - This necklace is made of pearls.
(このネックレスは真珠で出来ている)
まとめ
ここまで目を通して頂きありがとうございます。下記、違いを一言でまとめています。
made of: 見た目で原材料が分かる
こちらを覚えておきましょう!
この記事を書いた人
Rie
Hello, everyone!
英語と日本語の講師をしておりますRieと申します。
英会話講師を8年間、日本語講師を3年間しております。以前勤務していたオンライン英会話スクールでは在籍する約80名の講師を指導するトレーナーも行っておりました。現在はそちらの経験を活かしフリーランスで英語、日本語、ノルウェー語を教えつつ英会話講師になりたい方のためのレッスンも提供しています。
「楽しく学ぶこと」が何よりの上達のコツと考えており、時に笑いを交えながらストレスフリーなレッスンを心がけています。
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