日常生活で「ほっこり」する瞬間ってたくさんありますよね。可愛いワンちゃんの動画を見てほっこりする。美味しい紅茶を飲んでほっこりする。忙しい毎日の中で「ほっこり」する瞬間は必要だし、大切にしたいですよね。今日はそんな「ほっこりする」を表す英語表現をいくつかご紹介してみます。
1) Feel relaxed
「ほっこり」というのは緊張が取れてリラックスした状態のことを表しますから、“feel relaxed”で表すことができます。部屋で暖かい紅茶を飲んで気持ちがほっこりするような時に使うことができます。「リラックスする」という意味で「ほっこりする」と言いたい時はこの表現がピッタリです。皆さんがリラックスできる時はどんな時でしょうか?それぞれの「ほっこり場面」を思い浮かべて使ってみてください!
- After working in front of the computer for hours, I decided to take a rest for a while. I had camomile tea and felt so relaxed.
(何時間かパソコンの前で作業した後、しばらく休憩することにした。カモミールティーを飲んでほっこりした気持ちになった) - I started to feel relaxed while I was talking to my mother on the phone. The tone of her voice always calms me down.
(電話で母と話しているうちにほっこりした気持ちになってきた。彼女の声の調子はいつも私を落ち着かせてくれる)
2) Feel warm
“feel relaxed”にも似ていますが、こちらは「暖かい気持ち」を表します。リラックスするのとあったかい気持ちになるのとはちょっと違いますよね。誰かがかけてくれた優しい言葉に気持ちがほっこりするような時には “relaxed”よりも“warm” の方がピッタリきます。日本語でも「心温まる」と言いますが、英語でも同じように“feel warm”と言うのです。
- I saw an elderly couple walking hand in hand in the park. It just made me feel warm inside. I wish I could be like that when I get older.
(公園で老夫婦が手を取り合って歩いているのを見かけて、ほっこりした気持ちになった。私も歳を取ったときあんな風になれたらいいのに)
3) Feel warm and fuzzy
“feel warm”だけでも「ほっこり」という意味で使えるのですが、ここに“fuzzy”を加えるとより「ほっこり感」が増してきます。「ファジーって曖昧っていう意味じゃなかったっけ?」と思った方もいるかもしれません。そういう意味もあるのですが、“fuzzy”には「ほぐれた」という意味もあるのです。“warm and fuzzy”はカジュアルな表現で「温かくリラックスした気持ち」を表し、まさに日本語の「ほっこり」にピッタリな表現です。
- It was just a little gift, but when I thought of how much she cared about me, it made me feel warm and fuzzy.
(それはほんの小さな贈り物だったが、彼女がどれだけ私のことを気にかけてくれているかを思うとほっこりした気持ちになった)
4) Make me smile
可愛い動物や赤ちゃんを見ているとほっこりしますよね。ワンちゃんや猫ちゃんの動画を見るのが好きという人も多いです。見ていて思わず笑顔になってしまいますね。ほっこりするを表す時に“smile”を用いて表してみても良いです。「私を笑顔にさせる」という意味で使役用法の“make”を使いましょう。主語はあなたをほっこりさせるものや事柄になります。何があなたをほっこりさせますか?
- Everytime I feel frustrated, I watch videos of doggies on Instagram. It makes me smile and feel warm and fuzzy.
(イライラした時はインスタでわんちゃんの動画を見る。そうするとほっこりした気持ちになる)
5) Heartwarming
「ほっこりする話」「ほっこりする映画」など、「ほっこりする」は形容詞としてもよく使われます。これまで紹介した表現はどれも動詞として使うものばかりでしたので、最後に1つ形容詞表現をご紹介しておきます。“heartwarming”は文字通り「心を温かくする」という意味です。映画や小説などの宣伝でも良く見かけ、例えば“heartwarming love story(心温まるラブストーリー)”などのように使われます。
〜会話例〜
A: You know what? I was walking down the street in heavy rain yesterday, and my paper bag ripped and everything in it fell on the ground! In the rain!
(ちょっと聞いてよ!昨日、大雨の中歩いていたら、紙バッグが破れて中身が全部地面に落ちたのよ!雨の中よ!)
B: Oh, no! What a disaster!
(わあ、それは災難だったわね)
A: Yeah, but guess what happened after that? Out of nowhere, a boy ran up to me, picked up everything and handed it to me, and then he just ran off!
(ええ、でもその後何があったと思う?どこからともなく男の子が走り寄ってきて、全部拾い上げて渡してくれて、そのまま走り去っていったの!)
B: Wow, it’s such a heartwarming story!
(わあ、すごくほっこりする話ね!)
A: Yeah, it made me feel warm and fuzzy. I think he made my day a good one.
(そうなの、ほっこりした気持ちになったわ。おかげで良い一日になった気がする)
この記事を書いた人
Yoshiko
こんにちは。英語講師・学習コンサルタントのYoshikoです。
洋楽をきっかけに英語学習を始め、日本の大学で英語を学び、留学経験なしに英語を習得しました。
英会話スクールで10年以上教えた後に、現在は大学講座、法人研修での指導、オンラインレッスンや学習コンサルティングを行っています。トータルで20年以上の講師経験と日本で英語を習得した経験をもとに学習サポートを行っています。
英語を教えるだけでなく、英語の学び方・トレーニングの方法もお伝えしています。皆さんが英語を使って世界を広げ新しい可能性を広げていけるように、学習のお手伝いができればと思います。
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