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公開日2023.10.03

正しく使い分けよう!「Crash」と「Crush」の違い

みなさんも「クラッシュする」とカタカナでも使ったことがあるかもしれません。スペルもaとuが違うだけで発音もよく似ていて、さらには意味まで似ているので非常に混乱しやすい単語です。ですがこの2つの単語の違いをご存知でしょうか。本日は違いが明確に理解出来るよう解説致します。

1) Crash
→「衝突する、ぶつかる」

こちらは「衝突する」という意味ですが、「衝突して壊れる」のニュアンスまで含むことも多いです。何か2つの物がぶつかるイメージで車やバス、飛行機などの事故に使われることが多いです。
また、「パソコンがクラッシュした」と日本語でも言う場合がありますが、そのクラッシュもこちらの“crash”です。見た目は何も変わっていないもののパソコンが壊れた時にもこちらの“crash”を使います。

  • Julian’s car crashed into a tree and he got injured very badly.
    (ジュリアンの車が木に衝突して彼はひどい怪我を負った)
  • My computer crashed and I have to buy a new one.
    (パソコンが壊れて新しいのを買わないといけない)

2) Crush
→「押しつぶす」

こちらは「押しつぶす」という意味で使います。例えば、空き缶を手で強く握ったり上から押したりすると変形するのがまさに“crush”のイメージです。また、同じ原理で「強い力を加えて押しつぶす、変形させる」という意味から、物だけでなく精神的にも「押しつぶす、打ちひしぐ、粉砕する」など精神的なダメージが大きい時にもこの単語を使うことがあります。

  • Can you crush 2 cloves of garlic?
    (ニンニクを2かけ押しつぶしてくれる?)
  • I’m crushed because my dog died last night.
    (昨晩、愛犬が死んで私は粉砕されている = 昨晩、愛犬が死んで私は打ちひしがれている)

この記事を書いた人

Rie

Hello, everyone!
英語と日本語の講師をしておりますRieと申します。
英会話講師を8年間、日本語講師を3年間しております。以前勤務していたオンライン英会話スクールでは在籍する約80名の講師を指導するトレーナーも行っておりました。現在はそちらの経験を活かしフリーランスで英語、日本語、ノルウェー語を教えつつ英会話講師になりたい方のためのレッスンも提供しています。
「楽しく学ぶこと」が何よりの上達のコツと考えており、時に笑いを交えながらストレスフリーなレッスンを心がけています。

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