口先ばかりの人は周りに1人くらいは思い浮かぶのではないでしょうか。あるいは、自分自身でも有言実行が出来なかったことは誰しもあると思います。言った通りに物事を実行するというのは本当に難しいことですね。今日はその「口先ばかり」は英語でどう表現出来るかを紹介いたします。
1) All talk (and no action)
「口先だけの人」という意味で、口先ばかりで何もしない人に使用されます。相手を批判する言い方なので親しい間柄の人にのみ、あるいは本人のいない所で使う方が良いです。また、“and no action”を付け足すこともあります。
- Jessica’s husband is all talk and no action. He always says he will help his wife with housework but he never does.
(ジェシカの旦那は口先だけだ。いつも奥さんの家事を手伝うと言うけれど何もしない)
2) Never keep one’s word
“keep one’s word”で「言った言葉を守る」という意味です。“never”を足して「決して言った言葉を守らない=口先ばかり」という意味で使用出来ます。こちらも強めの表現なので、本人の前で言うのは避けた方が良いです。
- I know Carol never keeps her word.
(キャロルが口先ばかりなのを私は知っている)
3) Just saying that
こちらは直訳すると「それをただ言っているだけ。」という意味となり、「あなたは口先ばかりの人、言うだけで行動には移さない人」というニュアンスで使用出来ます。相手に呆れた時に使うフレーズですので、こちらも上記2つ同様本人の前で使う際はご注意下さい。
- You’re just saying that. When are you going to do your homework?
(あなたは口先ばかり。いつになったら宿題をするの?)
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この記事を書いた人
Rie
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英語と日本語の講師をしておりますRieと申します。
英会話講師を8年間、日本語講師を3年間しております。以前勤務していたオンライン英会話スクールでは在籍する約80名の講師を指導するトレーナーも行っておりました。現在はそちらの経験を活かしフリーランスで英語、日本語、ノルウェー語を教えつつ英会話講師になりたい方のためのレッスンも提供しています。
「楽しく学ぶこと」が何よりの上達のコツと考えており、時に笑いを交えながらストレスフリーなレッスンを心がけています。
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