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公開日2023.05.25

「似合う」は英語で?

相手が着ている服を褒めて「似合うわね」と言いたい時、英語ではどう表現できるでしょうか?人を主語にする時と、服を主語にする時とで言い方が少し変わってきたり、使う表現によってニュアンスや使い方が少し違ってきたりもします。今回の記事では、そんな「似合う」「合う」を表す4つの英語表現をご紹介してみましょう。

1) Look good

最もシンプルで良く使うのが“look good”という表現です。 “look”という単語は後ろに形容詞を持ってくれば「~に見える」という意味になります。“look good”で「素敵に見える」ということ。“good”を“great”に変えたり、形容詞を変えることで色々と応用のできる表現でもあります。ただし、何を主語にするのかでその後の文章の続け方が変わりますので注意しましょう。人を主語にして「そのドレスを着てあなたは素敵に見える」と言うなら“You look good in that dress.”となります。「ドレス」を主語にして「そのドレスはあなたに似合っている」と言うなら“That dress looks good on you.”となります。使う前置詞が違ってくるのです。“in”は「~の中」を表します。「あなた」が主語の場合、あなたはドレスに身を包まれているので“in that dress”と表されます。一方“on”は「~の上」という意味があります。あなたの身体の上にドレスがありますね。なので「ドレス」が主語になると“on you”となります。

  • The girl looks cute in that pink skirt.
    (その女の子はピンクのスカートが良く似合っている)
  • Is that a new jacket? It looks great on you.
    (それ、新しいジャケット?あなたに似合うわね)

2) Suit

“suit”には名詞の「スーツ」の意味もありますが、動詞として使えば服や色などが人に「似合う」という意味になります。服や色などが主語になり“suit”の後に人が続きます。 “well”や“perfectly”などの副詞と共に使うことも多いです。例えば“The blue color of that dress suits you well.” と言うと「そのドレスの青色はあなたによく似合う」という意味になります。 “suit”が表す「似合う」は必ずしも見た目だけのものではなく、相手のイメージや性格、好みなども含めて幅広い意味で「合う」ということを表すことが可能です。

  • Did you change your hair color? I think the bright color really suits you.
    (髪の色変えた?あなたには明るい色がとてもよく似合うと思うわ)
  • Living in the countryside suits me.
    (田舎暮らしが私に合っている)

3) Match

2つのものが「調和する」と言いたい時は“match”を使うことができます。例えば「その靴はその青いドレスと合っている」と言うような時に“The shoes match the blue dress.”と言うことができます。“suit”のように目的語に人を取ることはできません。基本的に主語と目的語は同種類のものが来て、その2つが「合う」ということを表します。ファッション以外にも様々なものに使用できます。ちなみに“match”は名詞としても使うことができ、“You two are a good match.”と言えば「あなたたち2人はお似合いだ」という意味になります。

  • That shirt doesn’t match the skirt. It’s too casual.
    (そのシャツとスカートは合わないわ。カジュアルすぎるわよ)
  • The orange sweater and green scarf are not a good match. How about wearing the black sweater?
    (オレンジのセーターとグリーンのスカーフは合わないよ。黒のセーターにしたらどう?)

4) Go with

直訳すると「一緒に行く」という意味になりますが、「調和する」「合う」という意味で使うことができる表現です。“well”と一緒に使い“go well with”と言うことも多いです。例えば、“The shirt goes well with your jeans.(そのシャツはあなたのジーンズに合っている)”というように言うことができます。“match”と同様に服装以外にも色んなものに使うことができ、例えば家具などのインテリアが合う、食べ物の組み合わせが合うというような時にも使えます。

  • The sofa goes well with the table in your room.
    (そのソファはあなたの部屋のテーブルとよく合う)
  • Edamame goes well with beer.
    (枝豆はビールとよく合う)

〜会話例〜
A: How do I look?
(どう、似合う?)
B: You look great in that dress! I think the blue color suits you well.
(そのドレスすごく似合ってるわ!青い色があなたに良く似合うと思うわ)
A: But do you think it will go well with the pumps I just bought?
(でも、これさっき買ったパンプスに合うかしら?)
B: Hmmm, it might not match the color of the pumps. Why don’t you try on that pale blue dress over there?
(うーん、パンプスの色には合わないかもしれないわね。あっちの淡いブルーのドレスを試着してみたらどう?)
A: OK, I’ll try them on!
(そうね、試してみるわ!)

この記事を書いた人

Yoshiko

こんにちは。英語講師・学習コンサルタントのYoshikoです。
洋楽をきっかけに英語学習を始め、日本の大学で英語を学び、留学経験なしに英語を習得しました。
英会話スクールで10年以上教えた後に、現在は大学講座、法人研修での指導、オンラインレッスンや学習コンサルティングを行っています。トータルで20年以上の講師経験と日本で英語を習得した経験をもとに学習サポートを行っています。
英語を教えるだけでなく、英語の学び方・トレーニングの方法もお伝えしています。皆さんが英語を使って世界を広げ新しい可能性を広げていけるように、学習のお手伝いができればと思います。

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コメント

  1. Yoshimi より:

    3) Matchの例文“The orange sweater and green scarf are not a good match. How about wearing the black sweater?”
では、green scarfには冠詞は不要でしょうか?文頭のtheはスカーフにも掛かっていますか?ここのところ冠詞の使い方の難しさに悩まされており、気になってしまいました。ご教示頂けたら嬉しいです。

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