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公開日2022.12.20

「確認する」を意味するCheck、Confirm、Verifyの違い

何かを「確認する」と表現する時、日本語では「チェックする」という言葉をよく使いますが、英語では“confirm”、“verify”、“check”の3つを状況に応じて使い分ける必要があります。今回は、「確認する」を意味するこの3つの英語表現のニュアンスと使い分けについて解説します。

1) Confirm
→「(真実であることを)確かめる、裏付ける」

日常でもビジネスシーンでもよく使われる“confirm”は、不確実な物事を確定したり、再確認するという意味になります。色々な場面で使えるため、日常的によく耳にする言葉になります。例えば、腕が骨折しているかどうかをレントゲンを撮って確認した場合は、“The x-ray confirmed that you have a broken arm.(レントゲンで腕が折れていることが確認できました)”になります。 また、予約がちゃんと入っているか確認する場合は“Can I confirm my appointment?(予約を確認したいのですが)”と言います。丁寧な言い回しなので、迷った時は“confirm”を使うといいでしょう。

〜会話例〜
A: I just wanted to remind you guys that we will have a status meeting this Friday.
(今週の金曜日に進捗会議があることを、再度お知らせします)
B: Yes, I have already booked a conference room.
(はい。既に会議室の予約をしてあります)
A: Great. Can you confirm if the other team members can join the meeting?
(良かったです。他のメンバーが会議に参加できるか、確認してもらえますか?)
B: Sure.
(もちろんです)

2) Verify
→「(事実や真意を証拠や調査などによって)確認する」

“verify”は、事実や真意を確認するという意味で使われます。「検証する」や「証明する」といった意味合いも含まれるため、「本人確認をさせてください」は“May I verify your identity?” と言います。また、身分を証明する「本人確認書類」は“documents for identity verification”と言います。ニュアンスとして、疑わしいものに対して確認する場合よ良く使われます。

〜会話例〜
A: I will need to verify your identity. Could you provide me with your passport?
(本人確認が必要です。パスポートをご提示いただけますか?)
B: Yes. Here you go.
(はい。こちらになります)
A: Great. You are good to go.
(はい。どうぞお進みください)
B: Thanks.
(ありがとうございます)

3) Check
→「(状態などを)チェックする、(~が正しいことを)確認する)」

“check”は日本語の「チェックする」と同じように使われる表現です。例えば、お店で服のサイズが見当たらない時に、店員さんに在庫確認をお願いすると、多くの場合には“Let me check if we still have them in stock.(在庫があるか確認いたします)”と言って在庫を確認してくれます。また、先生に宿題を確認して欲しい時は“Can you check my homework?”(宿題を確認してもらえますか?)のように表現し、目上の人に対して使ってもOKです。カジュアルな言い方になりますが、ビジネスシーンでも使えます。

〜会話例〜
A: Hello, how can I help you, sir?
(こんにちは。いかがなさいましたか?)
B: I lost my backpack. It’s a navy blue backpack that has a black leather keychain.
(リュックを失くしました。黒革のキーホルダーがついた紺色のリュックです)
A: Is this your backpack?
(こちらでしょうか?)
B: Yes! Thank you!
(それです!ありがとうございます!)

関連記事『覚えておくと役に立つ「Make sure」の使い方』もご覧ください。

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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コメント

  1. Noriko Hoshino より:

    分かり易い説明と例文、ありがとうございます。大変参考になります。

    Checkの例文に”check”が入っていないようですが。。。
    忘れちゃったのかな?
    頑張ってくださいね。

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