会話中に話題を変える時は「ところで」や「そういえば」などの言葉を使いますが、英語にも様々な表現があり、ネイティブは状況に応じて使い分けています。今回は話題を変える時に使えるフレーズをご紹介したいと思います。
1) By the way
→「ところで、そういえば」
英語でも、同じ様に話の途中で話題を変えたりすることは多々あります。会話をしている最中に何かを思い出して「ところで」や「そういえば」と言う時は、“by the way”を使います。自然な形で会話が終わった後に、沈黙を避けるために“by the way”を使って違う話題について話し始めることもよくあります。
〜会話例〜
A: How was your weekend? Did you go skiing?
（週末はどうだった？ スキーに行ったの？）
B: It was great! And yes, I went skiing. By the way, did you get your car fixed?
（最高だったよ。うん、スキーに行ったんだ。ところで、車は修理したの？）
A: No, I am waiting for a quote.
（ううん。まだ見積もり待ちなの）
B: Ah. Let me know if you need a ride.
（そうなんだ。どこか行く時は言ってくれれば送っていくよ）
2) Oh!
→「ところで、そういえば」
相手の話を聞いているうちに突然何かを思い出したり、会話中に相手にすぐに伝えたい事がある場合は“Oh!とトーンを上げながら、手のジェスチャーを付けて話し始めることがよくあります。「そういえば！」と思わず口に出してしまうニュアンスです。相手の話を遮るのは印象が良くないので、少し間を置いてから“Oh!”と言うのもいいでしょう。
〜会話例〜
A: I had like ten meetings today.
（今日はミーティングが10回もあったよ）
B: Wow, that is a lot.
（それは多いね）
A: Oh, I talked to Katie! Do you remember her?
（そういえば、ケイティと話したよ！彼女のこと覚えてる？）
B: Really? Wow, how is she doing?
（本当に？ 彼女は元気にしてるの？）
3) Actually
→「実は、そういえば」
相手の話に関連した内容で話題を変える場合は、“actually”を使うことができます。“actually”と言う時にトーンを上げると、「ところで」のニュアンスになります。例えば、友人と仕事の話をしている時に“Actually, I changed jobs.（実は転職したんだ）”と言って、転職したことを伝えたりします。自然な形で言いたいことが言えるので、使いやすいフレーズかもしれません。
〜会話例〜
A: I bumped into Melissa the other day, and she said she is getting married.
（この前メリッサにばったり会ったんだけど、彼女、結婚するみたい）
B: Actually, I got engaged!
（実は、私も婚約したの！）
A: Why didn’t you tell me?! Congratulations!
（なんで教えてくれなかったの？おめでとう！）
B: He proposed to me yesterday!
（昨日、プロポーズされたばかりなの！）
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを１５年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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