ビジネスではトラブルを避けるために「念を押す」必要が多々あることから、職場で忘れっぽい同僚に「締切を忘れないでね」と念を押した経験がある人もいると思います。もちろん英語でも間違いがないように相手に確認したり注意したりする事はよくありますが、ネイティブはどんな表現を使って念押しするのでしょうか?今回は、「念を押す」と表現する時にピッタリの英語フレーズをご紹介したいと思います。
1) Remind
緊急性のあるミーティングやイベントへの出席確認、書類の提出期限間近のお知らせ、支払いの催促などの場合は“remind”を使います。“remind”には何かを知らせるニュアンスが強く、メールの冒頭で念を押す場合は、“This is a reminder”や“This is just to remind you”などを使います。また、相手を気遣いながら現状を把握したい場合は、“I just wanted to check in and remind you that the presentation is due this Friday.(プレゼンの提出期限が今週の金曜日に迫っていますので、念のためお知らせします)”のように“checking in”を一緒に使うといいでしょう。
- 柔らかい印象で念を押す場合は、“reminder”の前に形容詞を付け加えて“gentle reminder”や”friendly reminder”と表現するといいでしょう。
- This is a friendly reminder for your upcoming appointment with Dr. Smith on May 15th. Please arrive 15 minutes before your appointment. Thank you.
(5月15日のスミス先生とのご予約についてご案内します。ご予約時間の15分前にお越しください。宜しくお願いいたします) - This is a reminder that the payment for Invoice #12345 was due on May 30th. I’d appreciate it if you could look over the invoice.
(請求書番号12345のお支払い期限は5月30日でしたので、念のためにお知らせいたします。大変お手数ですが、請求書をご確認いただけますようお願いいたします)
2) Follow up
急ぎではない案件について相手に確認をする場合は“follow up”を使います。以前送ったメールへの返信がない場合や、その後の状況を確認する場合などに使われます。再度メールを送っていることを相手に気付かせる時に有効なフレーズで、例えば、「以前メールでお送りしたイベントについて、念のためご連絡差し上げております」は“I just wanted to follow up on my previous email regarding the upcoming event.”と表現します。
- I just wanted to follow up on our presentation. Please let us know if you need further information from us.
(プレゼンについて、再度ご連絡差し上げています。私どもで何かできることがございましたら、何なりとお申し付けください)
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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このテーマを何度も復習したのですが、remindとfollow upの使い方が難しいです。
どういうふうに、文章を組み立ててよいか、例文が少なくて、わかりません。
もっと、多くの例文を掲示してください。
よろしくお願いします。