「スーパーでちょっと買い物しないといけません」や「少しお話ししたいことがあります」などと表現する時に、「多少」や「一つや二つ」の意味としてよく使われる便利な英表現をご紹介します。
(Have) a thing or two
→ 「いくつか / 少々 / 二三」
この表現の直訳は「1つや2つを持っている」となることから、日常会話では「多少」や「ちょっと」の意味としてよく使われる口語的な言い回しです。日本語でも「二三質問があります」のように、2〜3程度の少ない数のことを「二三(にさん)」と表現しますが、それと同じような感覚で使う表現です。使い方は「Let’s have a drink or two(1杯呑みに行きましょう)」のように、Thingの部分に具体的な物事を入れて表現します。
- 何かに関してそれなりの知識を持ち合わせているものの、それを控え目に言いたい時は「know a thing or two(ある程度知っています)」と表現します。
- I bet you have an embarrassing story or two that you can share with us.
(私たちに話せる恥ずかしい体験談が、きっと少しくらいはあるでしょ。) - Would you give us a word or two of advice?
(アドバイスを一言頂きたいのですが) - She knows a thing or two about coding.
(彼女は、コーディング関して多少のことなら知っています。)
〜会話例〜
A: Thanks for coming to the seminar. I hope you were able to learn a thing or two about American idioms.
(今日のセミナーに参加していただき、ありがとうございます。アメリカのイディオムについて多少学べたことがあれば嬉しいです。)
B: I had a great time. I learned a lot!
(すごく楽しかったです。いい勉強になりました!)
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