回りくどい言い方をしている同僚に「ズバリ要点を言ってください」と伝える際、英語ではどのように表現するのでしょうか?
Let’s cut to the chase
「Cut to the chase」は、遠回しな言い方をやめて、ストレートに要点に述べたり、本題に入ることを意味するフレーズです。遠回しに話している相手に対しては「Let’s cut to the chase.(要点を述べて下さい)」、自分から要点に入ると伝える場合は「Let me cut to the chase.(単刀直入に言います)」と表現することができます。特にShort and to the point(手短に要点を伝える)ことが重要視されるアメリカのビジネスシーンでは、よく耳にする表現です。
- 「本題に入る」については「本題に入りましょう」は英語で?でも触れているので合わせてご覧ください。
〜会話例〜
A: How’s business? Is everything going well so far?
(ビジネスはどうですか?順調ですか?)
B: Let’s cut to the chase. This is about our contract right?
(さっさと用件に入りましょう。契約のことですよね?)
その他の言い回し
Get (straight) to the point
「Get to the point」も要点を述べることを意味するフレーズですが、「cut to the chase」に比べて少々きつい言い方になります。回りくどい言い方をしている人に対し「Get to the point」と言うと、「何が言いたいんですか?」や「ハッキリ言って下さい!」のように、相手に迫りかかるニュアンスになるので使い方に気をつけましょう。
- Straightを加えた「Get straight to the point」はより強調した言い方。
- Let me get straight to the point.
(余談なしで、さっさと要点に入ります。)
〜会話例〜
A: Hey Peter. Can I come in?
(ピーターさん。入ってもいいですか?)
B: Yeah, have a seat. Look, I’m going to get straight to the point. Your work has been subpar the past month.
(どうぞ、座ってください。はっきり言います。ここ1ヶ月間、あなたの仕事は基準を満たしていません。)
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