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公開日2017.11.20

子育てで使える英語!子供に対する「我慢しなさい」「しょうがないでしょ」

子供に対して英語で「我慢しなさい」

子供はとても正直なので、欲しいおもちゃがあると駄々をこねて欲しがったり、トイレに行きたくなったらすぐに「おしっこー!」っと叫んだりしますよね。でも、そんな子供の要求にいつでもすぐに対応できるわけではないので、子育て中の親御さんは子供に対して「我慢しなさい!」と言うことも多いのではないでしょうか?今回は、ネイティブが子供に我慢することを教える時に使う3つのフレーズをご紹介したいと思います。

1) Tough it out
→「我慢しないさい」

Tough (タフ)は日本語でも「体が丈夫、強い」などの意味で使われていますが、それ以外にも、「何かをこらえる、耐える」場合にも使うことができる単語です。例えば、転んで擦り傷の軽いけがをしただけなのに、泣きわめいている子供に「tough it out(我慢しなさい!)」と言います。

  • また、「残念だね」、「ついていないね」をtoughの一言で表現することもできます。例えば、子供が欲しいおもちゃがもらえなくて泣いていると、「Tough. At least you got a toy. (残念。でも、おもちゃはもらえたんだから。)」と言うお母さんも少なくないでしょう。ここで使われるtoughはtoo badと同じ意味合いがあります。
〜会話例1〜
A: Mom, I fell playing baseball.
(ママ、野球やってたら転んだよー。)
B: Tough it out. It’s just a scratch.
(我慢しなさい。ただの擦り傷でしょ)
〜会話例2〜
A: But moooom, I don’t want to play with Jenny.
(でも、ママー!ジェニーと一緒に遊びたくないよぉー!)
B: Tough. You either include your sister, or you don’t play at all
(我慢しなさい。妹と一緒に遊ぶか、遊ぶのは無しのどっちかよ。)
〜会話例3〜
A: Daddy, I don’t want to eat these carrots.
(パパ、ニンジン食べたくない。)
B: Tough. You can’t have ice cream until you eat all your vegetables.
(我慢しなさい。野菜を全部食べないと、アイスは食べられないよ。)

2) That’s life
→「しょうがない」

That’s lifeの直訳は「それが人生」ですが、意味合いとしては、「世の中は甘くない!」であり、日本語の「しょうがないね」というニュアンスに似ています。子供が「ずるい!」と文句を言った場合の返答として使うことが多く、アメリカ人の子供はきっと、このフレーズを何度も聞いたことがあるでしょう。また、先ほど説明をしたtoughやtoo badを加えて使うこともできます。

〜会話例1〜
A: Mom, it’s not fair that Robby always gets the big piece of cake.
(ママ、ロビーがいつも大きいケーキを食べるなんてずるいよ!)
B: That’s life. You’ll just have to get down here for your snack earlier tomorrow.
(しょうがないわよ。明日のおやつのときは、もっと早く食べにここまで下りてくることね。)
〜会話例2〜
A: I can’t believe Sam got a Nintendo Switch for his birthday, and all I got is a bike.
(サムは誕生日に任天堂スイッチをもらったのに、僕は自転車しかもらえないなんて、ありえないよ!)
B: Too bad, that’s life! We are not Sam’s family.
(残念だったわね、でもしょうがないでしょ。私たちはサムの家族じゃないんだから。)
〜会話例3〜
A: Why does Ken always get a bigger allowance than me?
(なんでいつもケンは、私よりお小遣いが多いの?)
B: That’s life! He’s older than you.
(あなたより年上なんだから、しょうがないでしょ。)

3) Hold it / Wait
→「我慢しなさい」

外出中、子供が突然「おしっこ!」と言ったり、食事の直前になって「お腹すいたー」と言ったりする状況で「我慢しなさい」と言いたい場合は、「Hold it」または「Wait」がよく使われる表現です。Holdを「何かを持つ」と言う意味で覚えている方も多いと思いますが、「そのまま待つ」や「逃すな!」という意味合いもあり、一般的にトイレを我慢させる際は「Hold it」、空腹を我慢させる際は「Wait」を用います。

〜会話例1〜
A: Mommy! I have to go potty right now!
(ママ!おしっこ!)
B: Can you hold it? We’re almost at the rest stop.
(我慢できる?もうすぐサービスエリアに着くから。)
〜会話例2〜
A: Mommy, I’m so hungry. Can I have a snack?
(ママ、お腹すいた。おやつちょうだい。)
B: No. Please wait, it’s almost dinner time.
(ダメ。もうすぐ夕飯だから、もうちょっと我慢して。)
〜会話例3〜
A: Mom, I need to go to the bathroom.
(お母さん、トイレに行きたいんだけど。)
B: What? That’s why I told you to go earlier. Well, you’re going to have to hold it until we get to the next train station.
(え?だから、さっき行きなさいと言ったでしょ!次の駅まで我慢するしかないわよ。)

 

ここでは大人が子供に対して使う「我慢」の表現をご紹介しましたが、大人同士の会話で「我慢」を表現したい場合は、「我慢」を意味する自然な英語またはどの程度イライラしてる?「我慢できない!」の英表現をご覧ください。
    
            
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コメント

  1. Kohei Yoshikawa より:

    いつも楽しく動画やブログ拝見しています。私は現在バンクーバーに留学しているのですが、ジュンさんの提供してくださるコンテンツは実践的で、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
    質問なのですが、”when it comes to”と、”in terms of”の違いは何なのでしょうか?他にも同じような意味の言葉として、”regarding”等があるように思います。これらは全て日本語に訳すとほぼ同じで使い分けが難しいのですが、やはりネイティブの方からすると違いがあるのでしょうか?よく使う言葉なので、お教えいただけると幸いです。

    • Jun より:

      Koheiさん

      こんにちは!いつもHapa英会話で学習していただき、ありがとうございます。コンテンツが留学に役立っているようで嬉しいです。確かに「When it comes to」「in terms of」と「regarding」は全て「〜に関しては」を意味し、似たような意味を持ちます。感覚的には「When it comes to」が最も口語的且つカジュアルな響きがあり、「in terms of」がもうちょいフォーマルなフィーリング、そして「regarding」が最もフォーマルな感じがあるように思います。その他にも、三つの表現には微妙なニュアンスの違いがあると思うので、将来的に記事にしてまとめてみますね!

  2. feles より:

    こんにちは。That’s life.はC’est la vie.に通じますね。でも違うのはlaに当たるtheがないところです。
    That’s the life.にすると意味が変わると、どこかで聞いた覚えがあるのですが、どんな違いになるのでしょうか?

    Hope you reply my question :).

    • Jun より:

      felesさん

      文脈にもよりますが、「That’s the life」は「それは理想の人生だ!」のような意味合いがあります。

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