これまで英語を話す多くの日本人と接してきて、ほとんどの方は「沢山の〜」や「大量の〜」を英語で言う際に「a lot of」のフレーズを用いており、他の言い回しで表現している人をあまり見かけたことがありません。今日は「a lot of」と言い変えられる表現を紹介するので、これらも意識して使うようにして、現状の英語力にさらに磨きをかけましょう!
1) A bunch of
→「たくさんの・かなりの数の」
“Bunch”は元々「束ねる」や「束」を意味することから、“A bunch of”は基本的に、同じ種類や同じたぐいの物事がたくさんある場合に使われる話し言葉です。例えば「漫画をたくさん持っています」は「I have a bunch of manga.」になります。
- 「沢山」をより強調したい時は「A whole bunch of」。
・He threw away a bunch of old clothes.(彼は大量の古着を捨てました。)
・I took a whole bunch of pictures in Hawaii.(ハワイでめっちゃめちゃ写真撮ったで〜。)
2) A ton of
→「たくさんの・大量の」
「1000kg」を「1トン」と表すように、本来“Ton”は重量単位を表す単語です。1トン=1000kgと大重量ということから、日常会話では「たくさんの〜」や「大量の〜」の意味として使われるようになりました。上記の“a bunch of”よりも「沢山」の度合いが強いですが、対象は同じ種類や同じたぐいの物事とは限りません。また、日本語の「超〜」と似た表現で、沢山あることを多少大げさに言っている響きもあります。
- “Tons of”も用法と意味は全く同じ。(ロスでは“Tons of”をよく耳にする。)
・I’ve got tons of errands to run today.(今日は用事が山ほどあります。)
・She wears tons of makeup. I wonder how long it takes her to get ready every morning.(彼女、めっちゃ厚化粧やな・・・毎朝の準備にどれくらい時間かかってるんやろか。)
3) Plenty of
→「十分な・たっぷりな・潤沢な」
“Plenty”は「十分に」や「豊富に」を意味することから、“Plenty of”は、何かが十分にあること、または必要以上にたっぷりある状況で使われます。例えば、買い出しに行った友達が電話でお酒がいるか尋ねてきて、「お酒は十分にあるから、お茶を買ってきて。」と返答する場合は「We have plenty of alcohol. Can you buy some tea?」になります。
- 否定文では使わない。
・Make sure you rest and drink plenty of fluids. I hope you get better soon.(ゆっくり休んで、十分に水分補給するように。お大事に。)
・I got plenty of room in my trunk. I think we’ll be able to fit everyones suitcase in it.(うちの車のトランクは余裕あるし、みんなのスーツケースも入る思うで。)
4) Dozens of
→「数十個の・数十人の」
“Dozen”とは、同じ種類のものが12個のセットになった「1ダース」を意味します。会話では「沢山」というニュアンスを含めて「数十個の〜」や「数十人の〜」などを表す際に“Dozens of”が用いられます。ちなみに、「half a dozen」は「6個」、「a dozen」は「12個(1ダース)」、「2 dozen」は「24個(2ダース)」になります。
- 「沢山」をより強調したい時は「dozens and dozens of」。
- 「数百個・数百人」は「hundreds of」、「数千個・数千人」は「thousands of」
・We ordered half a dozen oysters and a pound of shrimp.(カキを6個、エビを1パウンド[約453グラム]注文しました。)
・Dozens and dozens of customers complained about their poor service.(いい加減なサービスに、大勢のお客さんがクレームをつけた。)
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これは驚きました
ズバリ3番しか知りませんでした(^_^;)
可算名詞か不可算名詞でmany muchをわけて、
a lot ofはどちらにも使えるから便利
その程度でしたがまさかこんなにあるとは。。。
Taiseiさん
本当に「A lot of」以外の表現の仕方たくさんあります!今後、会話で取り入れてみてください!
むむ、なるほど。勉強になります。
ところで、
・I picked up a bunch of fruits from the grocery store.(スーパーで沢山フレーツを買いました。
ですが、sをつけない言い方はできますか。あるいは意味がかわってしまいますか。
・I picked up a bunch of fruit at the grocery store.
想像としては、りんごばかり一抱え買った、という景色が目に浮かびますが。
Tatsucaさん
こんにちは。その通りです!りんごだけ(また同じ種類のフルーツだけ)を買った場合「Fruit」でオッケです。いろいろなフルーツが混ざっている場合は基本、「fruits」になります。
expect except explain express
Complain complain compliment
パッと見て判断するコツはありますか?
聴いてから単語を思い浮かべてます。
効率悪くて。助けてください。
Hi Sho,
こんにちは!確かにスペルと音が似ていますが、違いを覚えるしかないですね(汗)”Compliment”と”Complement”の発音は同じなので、ここは文脈で判断する必要があります。英語をたくさん読んで、聞いて慣れることをオススメします。習うより慣れろ!ですね(笑)頑張ってください!
Complain Compliment Complement
I’m sorry to write typo.
いつもありがたく拝見させて頂いています!
普段からa lot ofかso much, so manyを使っていました。
こんなに類義語があるとは思いませんでした。
ありがとうございます!
こんな感じでしょうか?
Ex,He has a bunch of shoes! He has just two legs…
Shoさん
こんにちは!「He has a bunch of shoes! He has just two legs」・・・Perfect sentence! Sounds like my sister. lol
Junさん、こんにちは。
質問があります。
There were dozens of students who didn’t receive the email.
の文ですが、studentsが複数なので、emailsと複数にならないのでしょうか?
はるなさん
こんにちは。1通のメールが複数の生徒に届いていない場合は「email(単数形)」ですが、2通以上のメールでしたら「emails(複数形)」になります。
今日初めてこのサイトに辿り着きました!
どの記事も面白くてどんどん読んでしまいます。
「たくさん」の表現で自分は、lotsとかheapsをよく使ってましたが、ちょっと子供っぽいかしら…?
Alexさん
こんにちは!「Lots」と「Heaps」は全然子供らしくないですよ。私は個人的に「Heaps」は使いませんが、時々使っている友達はいます。なので、両方とも使ってOKです!
こんにちは、初めてコメントします。
先週からアメリカに留学に来ています。
こっちにきて、よくfigure out とmake sense をよく耳にします。
Make sense のいみはなんとなくわかったのですが、
Figure out の使い方がいまいちわかりません。
よろしくお願いします。
私なりの理解だど
I figure out how to use vacuum machine.
Manaさん
こんにちは!Welcome to the U.S.ですね(笑)!Manaさんがおっしゃる通り、「Make sense」と「Figure out」は日常会話でよく使われます。簡単に解説すると「Make sense」は相手が話していることや説明していることが理解できたときの「なるほど」、「Figure out」は問題などを解いたり、何かを考え出す時に使われます。使い方は「I figured out how to use the vaccuum」でOKです!
「Make sense」の解説はこちらをご覧ください → http://wp.me/p4ZiFb-d1
Is it enough?というのと
Is it plenty? というのは
同じように使えますか?
Choさん
こんにちは。「Is it plenty?」はちょっと違和感のある質問の仕方です。その状況では「Is it enough」が適切です。
make it Las Vegas がわかりません make it to Las Vegas ではないでしょうか?
Toruさん
こんにちは。タイプミスです、toが抜けていました。ご指摘ありがとうございます。