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公開日2015.10.06

日本人に馴染みのない?「So bad」の使い方

日本人に馴染みのない?「So Bad」の使い方

これまで英語を学ぶ多くの日本人と接してきた経験のなかで、ネイティブは多用してるものの、あまり馴染みがないせか日本人の口からはあまり聞いたことがないのが、本日ご紹介する2パターンの“So bad”の使い方です。とても簡単なので是非マスターしておきましょう!

1) I want to _____ so bad
→「〜したくて仕方ない(たまらない/しょうがない)」

ある物があまりにも欲しくて我慢できない時、ある情報や秘密が知りたくて仕方ない時などに日本語では「〜したくて仕方ない」と表現しますが、それと同じような意味を成す英語が“so bad”です。「I really want to _____」の代わりに使える日常的な表現です。例えば、海外赴任している日本人がしばらく日本食を食べれない生活を送っていて、「お米が食べたくて仕方がない」と言いたい場合は「I want to eat rice so bad!」となります。

  • 会話では“So bad”が一般的に使われますが、文法上は“so badly”が正しい。
  • 口語的な表現なので、フォーマルな場や文章を書く時は使うのを避けましょう。
I want to know so bad! Tell me!(知りたくてたまりません。教えてよ!)
I want to drink a beer so bad.(ビールが飲みたくて仕方ありません。)
I want the new iPhone 6S so bad.(新しいiPhone6Sが欲しくてたまらんわ〜。)

2) _____ so bad (that) _____
→「〜があまりにも酷くて〜」

何かがあまりにも酷いことを強調し、それによって生じる事態・状況を説明するときの表現です。例えば、「彼の字はあまりにも汚くて読めない」は「His handwriting is so bad that I can’t read it」、「サービスがあまりにも悪くてチップを払いませんでした」は「The service was so bad that we didn’t pay tip.」となります。

  • “so bad”の後の“That”は任意。
  • 副詞として使う場合は“Badly”を使う。
That movie was so bad that it was actually funny.(あの映画、あまりにも酷くて逆におもろかったわ。)
The food was so bad that I couldn’t eat it.(その食べ物は、あまりにも不味くて食べれませんでした。)
The weather was so bad we had to cancel the event.(天候があまりにもひどくて、イベントを中止しなければなりませんでした。)

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コメント

  1. Terry より:

    Junさん

    いつも「勉強になるなぁ〜」と感心しながら拝見させてもらってます!

    レスが大変遅くなって答えて頂けるか少々不安ですが…(笑)、

    教科書では今回のコラムのような事を言いたい時、

    ” … too bad to … ” 「〜過ぎて〜出来ない」

    という表現を習って今でも良く使っていますが、これはいわゆる「間違ってないけどあまり使わない」ですか?

    よろしくお願いします。

    • Jun より:

      Terryさん

      こんにちは!いつもHapa英会話で学習していただき、ありがとうございます!”Too bad”は基本、「〜しないといけないのが残念」という意味を持ちます。例えば、「祝日に仕事をしないといけないのは残念」は「It’s too bad you have to work on a holiday.」になります。しかし、「〜過ぎて〜できない」は「Too」を使って表すことができます。「It’s too spicy to eat.(辛すぎて食べれません)」のように表現すれば問題ありません。

  2. Masami より:

    Hello!! Mr.Jun!!
    Thank you for always providig us with super useful video lessons!
    And I feel like you got hoarse from too much work?? Are you ok? Don’t work too hard and take it easy!!
    And speaking of ” So bad ” that I recognized it and one of songs said that ” Before you came into my life I missed you so bad
    I missed you so bad
    I missed you so so bad ”
    From ” Call Me Maybe ” of Carly Rae Jepsen

    So in this case, I’m guessing that
    ” あなたが、私の目の前に現れる前から恋しかったのよ。ヤバイくらいにね。
    こんな感じですかね?歌詞の本当の意味は作者しかわからないのですが、So bad が、繰り返し出てきて、いい意味での強調かな?
    と思いました。日本語の” ヤバい” と、使い方が似ているような気がしました。あくまで個人的な意見ですけどね。
    それでは、お身体をお大事にしてくださいね。

  3. Takeshi Shimizu より:

    Hi, Jun Thanks for introducing ‘ So bad’ again on the Twitter. This is the first time for me to watch it.

    And I noticed and really understand this phrase
    spoken by Captain Kirk. ”Bones, I need you.
    Badly.” Can you check that?

    https://m.youtube.com/watch?v=K1Lo-d8AWL0
    Star Trek The Motion Picture – Dr McCoy Transports Aboard – YouTube

  4. Nari より:

    Junさん

    こんにちは。
    いつもJunさんのPodcastや動画で英語の勉強させていただいております。

    質問なのですが、私の好きな曲に、Carly Rae Jepsenさんの”Hurt so good”というのもがあるのですが、このso good はso badと同じように、「すごく、ひどく」となるのでしょうか。また、この場合のようなso goodはネイティブはよく使いますか?
    ご回答よろしくお願いします!

  5. Hinano より:

    こんにちは!
    私は中学校で、「so〜that構文」というものを習ったのですが、
    この〜so bad (that)〜という構文は、それなのでしょうか?
    もしそうなら、soの後がbadじゃなくても、thatを省略してもいいのですか?

  6. Yuna より:

    関係ないんですが、Literallyの使い方教えて下さい!
    海外の人がよく使っていて、意味はわかるけど、使い方がわかりません。

    • Jun より:

      Yunaさん

      こんにちは!Literallyの記事はこちらをご覧ください〜! http://hapaeikaiwa.com/?p=9206

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