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公開日2014.11.18

どのくらい怒ってる?「説教する」「叱る」「怒鳴る」を英語で言うと

どのくらい怒ってる?「説教する」「叱る」「怒鳴る」を英語で言うと

辞書を引くと「叱る」= “Scold” と訳されていますが、実際はこの単語、ネイティブの日常会話では(アメリカでは)使われることはほとんどありません。今日はアメリカ人が口にする「叱る・怒る」の表現を、その叱り(怒り)具合に応じてご紹介したいと思います。

1) Get mad at someone
→「◯◯を叱る」

日常会話で最も頻繁に使われる「叱る」の表現は “Get mad at someone”になります。“Get mad”は「怒る」ことを意味しますが、「怒って叱る」のニュアンスが含まれます。ポイントは “Get” を使う事です。“Get mad” は相手を叱る行為を表しますが、Be動詞を使用し、“I’m mad at him” と表現すると、相手に腹を立てている「気持ち」を表すことになります。

  • 「彼/彼女を叱る・怒る」 → “I got mad at him.”
  • 「(私は)叱られた・怒られた」 → “He/she got mad at me.”
  • 「◯◯のことで叱る・怒る」 → “I got mad at him/her for _____.”
  • “Mad” の代わりに “Angry” を置き換えてもOK。
I got mad at my son for lying.(息子が嘘をついたので叱りました)
My teacher got mad at me today.(今日先生に叱られました)
My boss got angry at me for being late.(遅刻をしたので上司に怒られました)

2) Yell at someone
→「◯◯を怒鳴りつける」

“Yell” は「怒鳴る」や「叫ぶ」を意味する単語で、激怒して相手を叱るニュアンスがあります。“Mad” よりも怒っている状態を表し、「怒鳴って叱る・怒る」ことがポイントになります。叱る場合は “Yell at someone”、叱られる場合 “Get yelled at” になります。

  • 「彼/彼女を叱る・怒る」 → “I yelled at him/her.”
  • 「(私は)叱られた・怒られた」 → “I got yelled at.”
  • 「◯◯さんに叱られた・怒られた」 → “I got yelled at by _____.”
  • 「◯◯のことで叱る・怒る」 → “I yelled at him/her for _____.”
The teacher yelled at the student for cheating.(先生はカンニングをした生徒を大声で叱りました)
I got yelled at by my boss today.(上司に怒鳴られました)
I got yelled at by my wife for coming home late.(帰りが遅いと奥さんに叱られました)

3) Chew someone out
→「◯◯を厳しく叱る」

“Chew someone out”は、人を厳しく叱ることを表すスラングです。“Chew” は「噛む」を意味する単語で、叱っている時に口を動かすことが多い事がこの言葉の由来です。また、“Chew out” は権力を持っている人が部下などを叱るシチュエーションでよく使われます。軍曹が兵隊を怒鳴って叱る状況をイメージしたら分かりやすいと思います。

  • 「彼/彼女を叱る・怒る」 → “I chewed him/her out.”
  • 「(私は)叱られた・怒られた」 → “I got chewed out.”
  • 「◯◯さんに叱られた・怒られた」 → “I got chewed out by _____.”
  • 「◯◯のことで叱る・怒る」 → “I chewed him/her out for _____.”
Brian chewed him out.(ブライアンは彼を厳しく叱りました)
We got chewed out by our C.E.O.(会長に厳しく叱られました)
She chewed him out for driving drunk.(彼が飲酒運転したことに彼女は激怒しました)

4) Lecture someone
→「◯◯を説教する」

人に説教をすることを英語で “Lecture” と表します。叱るというよりは言い聞かせるニュアンスです。親が子供に、先生が生徒に、上司が部下になど、立場が上の人が下の人へ教訓などを教える(説教する)ときに使われます。「説教をする」は、 “Lecture someone” または “Give someone a lecture” と表します。

  • 「彼/彼女を説教する」 → “I lectured him/her.” または “I gave him/her a lecture.”
  • 「(私は)説教された」 → “I got lectured.”
  • 「◯◯さんに説教された」 → “I got lectured by _____.”
  • 「◯◯のことで叱る・怒る」 → “I lectured him/her about _____.”
I got lectured by my parents last night.(昨晩、親に説教されました)
This is not a lecture. I just want to talk to you.(これは説教ではありません。話しをしたいだけです)
Don’t lecture me about my career.(私のキャリアについて説教しないでください)

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コメント

  1. 美鈴 より:

    叱るとゆうの単語以外でもいろいろな場面で使い分けられるんですね!

    • Jun より:

      美鈴さん、

      日本語も同じだと思いますが、英語も状況により色々な表現の仕方があります。表現豊かになることで会話が弾みますので、今後実践してみてください!

  2. Tanaka より:

    1について,受身形で言いたい場合,”I was got angry/mad by my boss.”では不自然でしょうか。
    その場合,2,3のように厳しくない感じで表現するとすると,どのような表現がありますでしょうか。
    例えば,”I was told off by my boss.”でしょうか。

    自分の仕事の経験を話すときによく使う表現なので,教えていただければ助かります。

    • Jun より:

      ご質問ありがとうございます。受身の場合「My boss got angry/mad at me.」もしくは「My boss was angry/mad at me.」になります。2と3は「厳しい」響きになりますが、厳しくなく表現したい場合は「My boss wasn’t very happy with me」のような言い方がよく使われます。

  3. Wade より:

    少し気になることがあったのでコメントさせていただきました。
    「叱る」という英語に関しての質問なのです。
    「scold」を高校時代に習ったのですが、今は使われないのでしょうか?
    もし使われるのなら使い方は一般動詞として使うのでしょうか?

    • Jun より:

      Wadeさん

      こんにちは!「Scold」=「叱る」ですが、「Scold」は立場が上の人が、自分より立場の低い人に叱る(先生が生徒を叱る、親が子供を叱る、上司が部下を叱るなど)響きがあるように思います。多少、固い言い方で私の周りではあまり聞かない表現ですが(私は子供もいないし、上司や部下がいない環境で仕事をしているからかもしれませんが・・・)古い表現ではないと思います。

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