何か良からぬ出来事によって心配や不安といった感情が芽生え、冷静さ・平静さを失い気持ちの落ち着かない状態になることを日本語で「動揺する」と表しますが、英語ではどのように表現するかご存知ですか?英語では「揺れる」という単語を使って「動揺」を表します。今日は「動揺」を意味する3つのフレーズをご紹介します。
1) Shaken up
→「動揺する」
「Shake」は「揺れる」を意味することから、「Shaken up」はショッキングな出来事や、人を驚かせる出来事などによって精神的に「揺さぶれた状態」、つまり「動揺する」ことを指します。例えば、家に泥棒が入った事を知った友達が動揺している場合「She is shaken up」と使われます。
- 「◯◯に動揺する」→「Shaken up by _____」
- 日常会話では「A little shaken up」「A bit shaken up」のように「Shaken up」の前に「A little / a bit(ちょっと)」を加えることがよくあります。
- 「Shaken」だけでも「動揺」を意味しますが、「up」を加えた方がより口語的です。
・He’s a bit shaken up.(彼はちょっと動揺しています)
・She’s a little shaken up by the accident.(彼女は交通事故に動揺しています)
・I was shaken up by what he said.(彼が言ったことに対して動揺しました)
・She’s a little shaken up by the accident.(彼女は交通事故に動揺しています)
・I was shaken up by what he said.(彼が言ったことに対して動揺しました)
2) Rattled
→「動揺する」
ガタガタ揺れる、ガタガタ音を立てる状態を「Rattle」と言います。「Rattled」は上の「Shaken up」と同じ意味合いを持ち、何かが起こり気持ちがガタガタ揺れること、慌てて平静さを失うニュアンスがあります。
- 「◯◯に動揺する」→「Rattled by _____」
- 「Rattled」も「A little / a bit」を加えると自然に聞こえます。
・He easily gets rattled.(彼はすぐに動揺します)
・She looks like she was rattled.(彼女は動揺していたように見えた)
・Leaders cannot get rattled over little things.(リーダーはちょっとしたことで動揺してはいけません)
・She looks like she was rattled.(彼女は動揺していたように見えた)
・Leaders cannot get rattled over little things.(リーダーはちょっとしたことで動揺してはいけません)
3) Upset
→「動揺する」
不満に思ったり、がっかりしたり、また不安に思う状態を「Upset」と表現をします。重要なポイントは気が動転し、冷静さを失う状態を表します。「Upset」はその他に「腹を立てる」ことも意味します。例えば、彼氏が浮気したことを知った彼女が動揺した(腹を立てた)場合、「She is really upset」と表します。
・He is obviously upset.(彼は明らかに動揺している)
・He is upset about his dog’s sudden death.(愛犬が急に亡くなったことに動揺しています)
・I’m so upset with my sister.(妹にとても腹を立てている)
・He is upset about his dog’s sudden death.(愛犬が急に亡くなったことに動揺しています)
・I’m so upset with my sister.(妹にとても腹を立てている)
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