アメリカでは、生ビールの種類が非常に多いため、レストランやバーで日本のように「生ビールください」とは注文しません。どんな種類のビールが欲しいのか具体的に伝える必要があります。今日は、ネイティブが生ビールの注文時によく使う定番フレーズをご紹介します。
1) What do you have on tap?
→「どんな生ビールがありますか?」
どんな種類の生ビールがあるのか尋ねる場合によく使われる定番フレーズです。“tap”は樽から生ビールを直接を注ぐ際の「蛇口」を意味します。因みに“on tap”を用いた表現は、質問する場合に使うのが一般的です。「アサヒの生をください」を「I’d like an Asahi on tap」とは言いませんので気をつけましょう。この場合は“on draft”の表現を用います。(下記参照)
- 「◯◯ビールは生でありますか?」→「Do you have ◯◯ on tap?」
・What do you have on tap?(どんな生ビールがありますか?)
・What kind of beers do you have on tap?(どんな種類の生ビールがありますか?)
・Do you have Heineken on tap?(ハイネケンの生はありますか?)
・What kind of beers do you have on tap?(どんな種類の生ビールがありますか?)
・Do you have Heineken on tap?(ハイネケンの生はありますか?)
2) Do you have _____ beer on draft?
→「◯◯ビールの生はありますか?」
注文したい生ビールの種類が決まっていて、それがお店にあるか店員さんに尋ねる場合によく使われるフレーズです。“draft”は日本語と同じ「ドラフトビール」のことを指します。“on draft”を用いた表現は、質問以外のシチュエーションでも使えます。
- 「◯◯ビールを生でください」→「I’ll take a ◯◯ on draft」
・What kind of draft beers do you have?(どんな生ビールがありますか?)
・I’ll take a Corona on draft.(コロナの生をください。)
・Do you have Asahi on draft?(アサヒの生はありますか?)
・I’ll take a Corona on draft.(コロナの生をください。)
・Do you have Asahi on draft?(アサヒの生はありますか?)
Advertisement
「アサヒの生をください」の場合は、”I’d like an Asahi on draft” というのでしょうか?この場合、anという冠詞は要りますか?
近間さん
“I’d like an Asahi on draft.”でOKです!
on tapが疑問文には使えても肯定文では使わない理屈がわかりません。それならどちらにも使えるon draftを使えばいいと思うのですがネイティブスピーカーはどう感じているのか教えて頂けますか?
ミッチさん
もちろん、on draftでもOKです。ただし、「生ビールは何がありますか?」と聞くときの定番の質問が “What do you have on tap?”です。店員が”We have Bud Light and Asahi (on tap).”と言うこともできます。店員が返答するときは、on tapを省いて言うことがいいですが。I’d like an Asahi on tap. と言ったら通じますが、かなり違和感のある言い方です。
ドラマ「HAWAII Five-0」を見ていたら、「on tap $15」というボードが目について、どんな意味かなと思い調べたら、HAPA英会話のJunさんのページにたどり着きました。
理解できました。
ありがとうございます。
ルドルフさん
意味が理解できてよかったです!Btw, Hawaii Five-0 is great show 😉