細かいことには注意を払わず、雑な性格の人を日本語では「大ざっぱ」と表現しますが、実は英語にはそれを直訳できる一言がありません。今日のコラムでは、大ざっぱな性格の人、そして微妙に意味合いが異なりますが、大ざっぱに似た意味の「おおらか」を英語ではどのように表現するのが相応しいのかについて説明します。
1) Not detail-oriented
→「おおざっぱ / がさつ」
「細かいところまで注意を払う」や「几帳面」などを意味するDetail-orientedを否定形(Not detail-oriented)にすることで「大ざっぱ」や「がさつ」な性格の人を表すことができます。どちらかと言うとネガティブな意味合いとして使われます。
- 「A person who doesn’t pay attention to detail.(細かいことに注意を払わない人)」も同じ意味合いで使われる。
・He is not detail-oriented.(彼は大ざっぱです。)
・She doesn’t pay attention to detail.(彼女は大ざっぱな性格です。)
・I know. I’m not detail-oriented.(私ががさつなことは分かってます。)
・She doesn’t pay attention to detail.(彼女は大ざっぱな性格です。)
・I know. I’m not detail-oriented.(私ががさつなことは分かってます。)
2) Laid back
→「おおらか / のんびり」
Laid backは、細かいことを気に留めない、大らかでのんびりした性格の人を指し、どちらかと言うとポジティブな意味合いとして使われます。ハワイや沖縄の人々を表現するのにピッタリな表現でしょう。
・I’m pretty laid back.(私はおおらかな性格です。)
・I like her because she’s laid back. (彼女はのんびりしてて好きやわ〜。)
・He’s a little too laid back.(彼はちょっとのんびりし過ぎです。)
・I like her because she’s laid back. (彼女はのんびりしてて好きやわ〜。)
・He’s a little too laid back.(彼はちょっとのんびりし過ぎです。)
Advertisement
わかりやすくていつも楽しく読ませていただいています。
今はアメリカに住んでいますが、ぴったりの表現を知らずに、言葉煮詰まることも、。。
たかさん
ありがとうございます。Hapa英会話で学んだことをアメリカでドンドン実践してみてください。Just keep talking 🙂
はじめまして
ずっと疑問だったんのですが、Laid backはフォーマルな場面でもカジュアルな場面でも両方使えるのでしょうか?目上のひとや会社の上司などに使っても失礼ではないですか?
もしフォーマルな言い方があれば教えてください。お時間のある時に返信よろしくお願いします。
By the way I’m big fan of Hapa Eikaiwa website about 3 years!(Since 2014) But I’ve started study English seriously since latter half of the last year. I’ve been studying English on and off. I really enjoy it. This website is awesome, very useful and helps me a lot!
My most favorite word is “Never late to learn”, I’m late thirties though^^; I’d really like to speak English fluently like mother tongue one day! This is very high goal,so I’ll keep study and practice conversational English!
Hi Meg
こんにちは!「Laid back」は話し言葉ですが、目上の人に使っても失礼な響きは全くありません。その他、「Easygoing」という言い方もありますが、どちらを使っても問題ありません。You are ONLY in your thirties. You still have more than half of your life ahead of you to study English and become a fluent speaker. I have no doubt you’ll get there. Enjoy the journey 🙂
質問があります。
スカイプで英会話の授業を受けていた時、
ドイツに留学しているため食事の話をしました。
その時に、大雑把な味だった。 と説明したかったのですが、料理においてでも、
Non detail-oriented は使えますか?
ユウスケさん
「大雑把な味」は「bland」の方が適切かと思います。
こんにちは。
アメリカ13年住んでいるのですが、いまだに、
Do you get to see it?
Do you see it?
Can you see it?
の使い分けがよくわからないのですが、
どのような違いがあるのでしょうか?
Tammyさん
こんにちは。日常会話では「Can you see it?」と「Do you see it?」、どちらを使っても大きな違いはなく、基本的に同じ意味合いを持ちます。「Do you get to see it?」は「〜を見ることができますか?」になり、過去形「Did you get to see it?(〜を見ることができましたか?)」で使われることが多いです。
なるほど。どうもありがとうございました。
日本人はよく「あの人はマメだね」(いろいろなことによく気がつく・お店などの情報を仕入れて行ってみるとか様々なシーンで使う表現)という表現を褒め言葉的に使うと思いますが、この「マメな」という言葉の英訳がわかりません。仕事に関して「マメに」というときはdedicated という表現も使えるのかと思いますが、日常生活でちょっとしたことをこまめに調べたり、知っていたり、あるいはフットワークが軽い(と日本語で言いますが)という場合は、どういった英語表現がいいのでしょうか(たとえば、○○さんのご主人はすごくまめな人で、すごい、などの褒め言葉など)。
SNさん
日本語では「マメな人だね」って確かに言いますね。「おおざっぱな人」のことを「not detail-oriented」と言うのに対し、マメな人は「detail-oriented」と表現することができます。細かいことに注意を払う性格を表し、褒め言葉として使われます。