英語を学んでいる多くの生徒さんが「So」と「Such」の使い方を混乱してしまっていることがよくあります。「So」と「Such」は両方とも「とても」を意味するのですが、文法(使い方)のルールが異なります。シンプルな1つのルールで、だれでも迷わず間違わずに使い分けられるので覚えちゃいましょう!
「So」の文法ルール
→「So」+「形容詞」
「Such」の文法ルール
→「Such」+(a/an)+「形容詞」+「名詞」
ルールはたったこれだけです!「So」の後は「形容詞」、「Such」は「形容詞」と「名詞」がフォローします。ちなみに「Such」の文章が複数形の場合「a/an」を入れる必要はありません。ということで、タイトルのように「He is so nice guy」とネイティブの人が聞くと、意味は通じると思いますが違和感を感じすぐに間違いに気付きます。例文で比較してみましょう。
1) That player is so good!(あの選手とても上手だね!)
【解説】「So」+「形容詞(good)」
1) He is such a good player!(あの選手とても上手だね!)
【解説】「Such」+ a +「形容詞(good)」+「名詞(player)」
2) This is so delicious!(これはとても美味しい)
【解説】「So」+「形容詞(delicious)」
2) This is such a delicious meal!(この食事はとても美味しい!)
【解説】「Such」+ a +「形容詞(delicious)」+「名詞(meal)」
3) He is so nice.(彼は本当にいい人です)
【解説】「So」+「形容詞(nice)」
3) He is such a nice guy.(彼は本当にいい人です)
【解説】「Such」+ a +「形容詞(nice)」+「名詞(guy)」
4) That movie was so interesting.(あの映画は面白かった)
【解説】「So」+「形容詞(interesting)」
4) That was such an interesting movie.(あの映画は面白かった)
【解説】「Such」+ an +「形容詞(interesting)」+「名詞(movie)」
5) The kids are so cute.(子供達はとても可愛い)
【解説】「So」+「形容詞(cute)」
5) They are such cute kids.(子供達はとても可愛い)
【解説】「Such」+「形容詞(cute)」+「名詞(kids)」
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いつも為になるフレーズと解説をありがとうございます!
前から気になっていたのですが、
nice とgoodはどんな違いがありますか?
such a nice guy とsuch a good guy 、
Have a nice day とHave a good day など
入れ替えて使っても意味は変わらないのでしょうか。
Haruさん
こんにちは。「nice」と「good」は両方とも「良い」を意味するので、「良い」や「素晴らしい」という意味ではどちらを使っても大差はありません。しかし、「nice」は「優しい・親切な」の意味も持つので、「He is nice guy」は「彼は優しい人だ」に対して、「He is a good guy」は「彼は良い人だ」なります。
「So」+「形容詞」と「Such」+(a/an)+「形容詞」+「名詞」のルールについて、1点分からないことがあります。
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の表現がありますが、{so」+「形容詞」+「名詞」となっているように思え、その理解が正しい場合は、上記のルールに則っていないように思います。