
「コネ」は 「つながり」という意味の“connection”(コネクション)の略です。英語では“I have connections”と言うと「コネがある」という意味になりますが、“connections”を使わずに「コネがある」、と言うこともできます。どのような言い方ができるのか、この記事では2つご紹介します!
1) I have an “in”
この場合の“in”は、「自分が入りたい世界(会社など)に入り込むための扉・入口」、というふうに考えると良いでしょう。よって“I have an in”と言うと、「どこかへ入り込むための入口となるような、権威や力を持った人脈がある」という意味になります。「この人脈を利用して、その世界に入り込もうとしている」というニュアンスも含まれます。
- When you want to work for a company, it definitely helps to have an “in”.
(働きたい会社がある場合、その会社にコネがあると絶対有利だよね) - He failed his University exams but still got in because he had an “in”.
(彼、大学入試落ちたけど、大学にコネがあったから、結局入学できたんだよね)
〜会話例〜
A: I feel like the girl in 2nd place deserved to win the beauty pageant.
(あのミスコン、2位の子が優勝するべきだったと思うんだよね)
B: I heard the winner had an “in”…her dad organized the whole pageant.
(優勝した子、コネがあったらしいよ。お父さんが主催者だったとか)
2) I know people (who know people)
この場合の “people”は「有力な人脈」を指し、“I know people”と言うと、「私(僕)は、有力な人脈と繋がっている」という意味になります。さらに、“I know people who know people”という言い方もします。これは例えば、友達の父親が自分が入社したい会社の社長、など、「知り合いの知り合いが有力な人脈」という意味になります。“I have an in” 同様、これらの表現も「コネを利用して、どこか世界に入り込もうとしている」というニュアンスも含まれます。
- I can help you get into that consulting firm. I know people.
(あのコンサル会社に入社する手助けをしてあげる。実は内部に知り合いがいてね) - I know people who know people, and they helped me to get this super-rare toy.
(知り合いの知り合いのおかげで、この激レアなおもちゃを手に入れることができたの)
〜会話例〜
A: I could get you a reservation at that popular sushi restaurant.
(あの人気寿司店の予約、とってあげるよ!)
B: How!? They’re booked for the next 3 months!
(どうやって!? 3か月先まで予約埋まってるんじゃ?)
A: Fortunately, I know people.
(幸いなことに、その寿司店にコネがあってね)
この記事を書いた人

Mai
こんにちは!英会話講師のMaiです。
日本で生まれ、3歳からアメリカのシカゴに10年間住んでいました。日本帰国後も、高校・大学で英語の勉強を続け、今はオンライン英会話講師をしながら スポーツ・エンタメ等、多数の分野の翻訳・通訳の仕事をしております。
英会話は、会話レッスンの他に、生徒さんと一緒に楽しく洋楽を歌いながら英語をお教えするレッスンや、英語の日記を添削するレッスンを提供しております!生徒さんが困った時に日本語でもサポートできる、という強みを生かしながら、日々レッスンに取り組んでおります!
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