「あちこちに」を表す英語表現を2つご紹介します。ニュアンスの違いを理解して、上手に使い分けましょう。
1) Here and there
“here and there”は、離れたところにある、いくつかの同じようなものの存在をまとめて話題にする時に使われます。例えば、「コンビニがあちこちにある」は“There are convenience stores here and there.”と言うことができます。物理的な意味だけでなく、「アメリカ人の同僚の言っていることが、ところどころ聞きとれる」といった場合も“here and there”を使って表現できます。
- You can find bookstores here and there in Japan.
(日本では本屋さんがあちこちにあります) - I’ve been trying to save money here and there.
(ちょこちょこお金を節約するように頑張っています) - I can’t understand everything but I’ll pick up a few words here and there.
(全ては理解できませんが、ところどころ聞き取れます)
2) Left and right
“left and right”も「あちこちに」を表せる表現です。直訳すると「左と右」であり、左右に目線を動かしながら同じようなものをどんどん見つけていくニュアンスがあります。時間の経過とともに新しいものが増えていくイメージなので、「次々に」と訳す時もあります。ファミレスをたくさん見つけたり、仕事の注文が続々と入ってきたり、お金をたくさん使うという意味でも使われます。なお、“right and left”と言う人もいます。
- Ramen shops are opening up left and right in LA.
(ロスではラーメン屋が続々とオープンしています) - It was a hectic day today. We were getting orders left and right.
(今日は慌ただしい1日でした。注文が次から次に入ってきたんです) - I’ve been spending money left and right these days.
(最近やたらとお金を使ってるよ)
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