オンラインで買い物することが多くなりましたが、ショッピングセンターやアウトレットに行かれる方も多いと思います。オンラインと違い、色やサイズなどを店員に聞くシチュエーションがあると思いますが、今回は、洋服の買い物時に使う英語表現を紹介したいと思います。
入店時
店員が挨拶した後に“Can I help you?(何かお探しですか?)”と話しかける場合があります。特に探しているものがない時は、“I’m just looking around. Thank you.”と言うと良いでしょう。直訳で「ただ見てるだけです」になりますが、このフレーズは「特にはありません。大丈夫です」というニュアンスになります。最後に“Thank you”を足すことによって、感じ良く聞こえます。
〜会話例〜
A: Hi. May I help you?
(いらっしゃいませ。何かお探しでしょうか?)
B: Hi. I’m just looking around. Thank you.
(いいえ、特にはありません。大丈夫です)
A: Sure! Let me know if you need anything.
(承知いたしました。何かありましたら、いつでもお声がけください)
B: Thanks.
(ありがとうございます)
試着室を使う場合
試着する場合は“Can I try this on?”と尋ねます。その時に店員が試着室を教えてくれる場合もありますが、自分から聞かなければいけないケースもあります。自分から聞く場合は、“Where is the fitting room?”と言います。大抵は“over there”と言いながら試着室の方向を指差してくれます。試着室がない場合は、“Sorry, we don’t have a fitting room.”になります。
〜会話例〜
A: Can I try this on?
(試着しても良いですか?)
B: Sure.
(もちろんです)
A: Where is the fitting room?
(試着室はどこですか?)
B: Over there.
(あちらになります)
試着を終えた後
試着し終わった後に店員に“How did we do?”と聞かれることがありますが、これは「お客様、いかがでしたか?」を意味します。その商品を購入する場合は“I’ll take it.(これください)”と言って、そのままレジに行くことになります。もし、まだ買い物を続けたい場合は、“I’m going to take it, but I still have some shopping to do.(これは購入するつもりですが、まだほかにも見たいです)”と伝えましょう。
店員が“I can keep this at the register for you.”と言った場合、「レジでお預かりしましょうか」を意味します。購入しない場合は、“Can I think about it?(ちょっと考えます)”と言って断るのがいいでしょう。
〜会話例〜
A: How did we do? Would you like me to take this to the register?
(どうでしたか?レジでお預かりしましょうか?)
B: Umm. Can I think about it?
(うーん。ちょっと考えます)
A: Sure. Do you want to keep this on hold?
(はい。お取り置きしましょうか?)
B: I think I am ok.
(大丈夫です)
違うサイズや色を試したい場合
試着後に服は気に入ってもサイズや色が合わない時がありますが、そんな時は“Do you have a different…”という表現が使えます。この場合は、「違うものはありますか?」という意味になります。
〜会話例: 違うサイズを試したい場合〜
A: How did we do?
(いかがでしたか?)
B: This was too big for me. Do you have a medium?
(これは大きすぎました。Mサイズはありますか?)
A: Let me go check. Sorry, we are out of medium.
(ちょっと確認してきますね。申し訳ありませんが、Mサイズは品切れのようです)
B: Oh. I will check other stores.
(そうなんですね。違う店をあたってみます)
〜会話例: 違う色を試したい場合〜
A: How was the dress?
(ドレスはいかがでしたか?)
B: I like the dress, but not the color. Do you have it in different colors?
(ドレスは良いのですが、色がちょっとイマイチです。違う色はありますか?)
A: Yes, we do! We have navy and beige.
(はい、紺とベージュがございます)
B: Great! Can I try on both colors?
(そうなんですね!両方とも試着しても良いですか?)
値段を聞きたい場合
最近では、ほとんどの大型スーパーにprice checkerと呼ばれる値段を調べることができる機械が設置されていてとても便利ですが、お店によっては直接店員に商品の値段を聞かないといけない場合もあります。値段を知りたい時はシンプルに“How much is this?”と聞くと良いでしょう。また、セール商品の値段を聞く場合は、“Is this on sale? How much is this going to be?”になります。“How much is this going to be?”は「セールや割引後はいくらになりますか?」という意味になります。
〜会話例1〜
A: Hi. How much is this?
(こんにちは。これはいくらになりますか?)
B: Let me check. I am going to grab my scanner.
(少々お待ちください。スキャナーを持って参ります)
A: Thanks!
(ありがとうございます)
B: It’s $30.
(30ドルになります)
〜会話例2〜
A: Hi. Is this on sale?
(こんにちは。これはセールですか?)
B: Yes, it is…30% off.
(はい。3割引になります)
A: Wow. 30% off.
(えっ、3割引ですか?)
B: Uh-huh.
(はい)
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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fitting room の代わりにchanging room ともいいますか。どちらをよく使いますか。changing roomは赤ちゃんのおむつを替える部屋ですか。