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公開日2024.05.28

覚えておくと便利なファストフード店で使える英語表現

大手チェーンのスタバやマックだけではなく、地元のピザ屋やドーナッツ店など、海外旅行中にカフェやファストフード店などで食事をしたくなることはありませんか?日本もアメリカもオーダーの仕方に大きな違いはありませんが、オーダー時の使えるフレーズや手順を知っているだけで安心できますよね。今回は、ファストフード店でオーダーする時に覚えておくと便利なフレーズや、店員さんが使うフレーズをご紹介したいと思います。

注文時に使うフレーズ

一般的に入店時には“Hi. How can I help you?”と店員に迎えられますが、この場合は「いらっしゃいませ。何にされますか?」という意味になります。また“Hi. What would you like to order?”という言い方もあり、「いらっしゃりませ。ご注文はお決まりですか?」になります。また“What would you like?”も同様に、「ご注文をどうぞ」という意味になります。

1) Could I have/get ____? / Could I have/get ____?
→「〇〇をください」

「〇〇をください」と言う場合は、“Could I have ____? ”または“Can I have ____?”を使います。“could”の方が落ち着いた印象になり、“can”はカジュアルな言い方になります。“have”も“get”もニュアンスには特に違いはないため、どちらもどんな場面でも使えます。

〜会話例〜
A: Hi. May I help you?
(いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか?)
B: Hi. Can I have the Beef Crispy Taco?
(こんにちは。ビーフ・クリスピー・タコスをください)
A: Is that all?
(ご注文は以上でよろしいでしょうか?)
B: Yes.
(はい)

2) I will have ____. / I’ll have ____.
→「〇〇にします」

「〇〇にします」と言う場合は、“I will have”または“I’ll have”を使います。“could”と同じように“will”の方が丁寧な言い方になり、短縮形の”I’ll”はフレンドリーな印象を与えます。

〜会話例〜
A: I’ll have a cheeseburger combo, please.
チーズバーガーセットをお願いします)
B: That’ll be $10. Will that be cash or credit card?
(10ドルになります。お支払いは現金でしょうか、それともクレジットカードでしょうか?)
A: I’ll pay by credit card.
(クレジットカードでお願いします)
B: Please swipe your card.
(カードを読み取り機に通してください)

3) I would like to order ____. / I’d like to order ____.
→「〇〇を注文したいのですが」

「〇〇を注文したいのですが」という場合は、“I would like to order”または“I’d like to order”を使います。“I’d”は“I would”の短縮形なので、カジュアルな表現になります。

〜会話例〜
A: I would like to order a large chicken BBQ pizza.
(チキン・バーベキュー・ピザのLサイズを注文したいのですが)
B: Sure. Would you like a drink with that?
(かしこまりました。ご一緒にお飲み物はいかがですか?)
A: No thank you. Oh, and here is my reward card.
(飲み物は結構です。後、ポイントカードもあります)
B: Okay. Your total is going to be $20.
(はい。お会計は20ドルになります)

店員さんがよく使うフレーズ

1) Is that all?/everything?
Anything else?

→「他にご注文はありませんか?」

「他にご注文はありませんか?」は“Is that all?/everything?”や“Anything else?”などがよく使われます。他に注文がない場合、“Is that all?/everything?”に対する返答は“Yes, that’s everything”、“Anything else?”の場合は“No, that’s it”となります。追加注文する場合は逆になり、“Is that all?/everything?”に対する返答は“No, I’d still like to order. I’d like ____.”、“Anything else?”の場合は“Yes, I’d like ____.”となります。

2) Is it for here or to go?
→「店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?」

多くのファストフード店では最後に“Is it for here or to go?”と聞かれますが、これは「店内でお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?」を意味します。
ピザなど調理に時間がかかる料理は、注文を伝えた後に“Is it for pickup?”と聞かれることがあります。この場合は、「お持ち帰りですか?」と同様のニュアンスになります。配達をお願いする場合は、“Delivery, please.”と伝えます。

持ち帰りの場合は、“Your name, please? And your phone number?”など、注文者の名前と電話番号を店員に聞かれる場合もあります。“Can I have a name for your order?”も同様に名前を聞かれている時に使われる表現になります。配達の場合は、“Can I have your address, please?”と住所も聞かれます。

3) That’ll be ____.
Your total comes up to ____.

→「お会計は〇〇になります」

「お会計は〇〇になります」は“That’ll be 〇〇”や”Your total comes up to 〇〇”などと言います。「ポイントカードはお持ちですか?」は“Do you have a rewards card?”になります。その後、“Cash or credit?”のように支払い方法を聞かれますが、これは「お支払いは現金でしょうか、それともクレジットカードでしょうか?」という意味になります。お店によっては、“And is that cash or debit?”と聞かれることもありますが、これは「お支払いは現金でしょうか、それともデビットカードでしょうか?」になります。最後に“Would you like your receipt?”とレシートが必要かどうかを聞かれるので、イエスかノーで答えるといいでしょう。

おまけ

他にも、注文を受け取る際に“Here you go. Straws and napkins are over there.”と親切な店員さんに言われることがありますが、これは「ご注文の商品です。ストローや紙ナプキンはあちらにございます」を意味します。また、アメリカやカナダのファストフード店には、自分でコップに好きなドリンクを注ぐセリフサービス式のドリンクファウンテンとペットボトル入りのドリンクがあるため、飲み物を注文する際は“Would you like a fountain drink or a bottle?”と聞かれることがあります。

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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