例えば、1日に2時間英語の勉強をした後に「今日は勉強頑張ったから自分へのご褒美にプリンを食べよう」という日もあるのではないでしょうか。自分へのご褒美、大事なことですよね。あるいは仕事をサボっていることを上司に見つかってしまった同僚に対して、「当然の報い」と心の中で感じる時もあるのではないでしょうか。自分へのご褒美のプリン、同僚への当然の報い、このポジティブとネガティブな2つの真逆の例えですが実は“deserve”という単語を使って表現出来ます。本日はこの“deserve”という単語の使い方を紹介いたします。
①ポジティブな意味の「~に値する、ふさわしい、~して当然だ」
努力をしているから、良い人だから、などの理由で誰かが何かしらを持つべき、与えられるべきだと言いたい時に使います。
「deserve+名詞」の形または「deserve to 動詞」のどちらかの形で使います。
- I worked 10 hours today. I think I deserve a big piece of pumpkin pie.
(今日私は10時間働きました。私は大きなパンプキンパイのピースを食べる権利があると思います) - Jane sang so well in the singing competition. She deserves to win the 1st prize.
(ジェーンはその歌コンテストですごく上手に歌いました。彼女は1位を獲るのにふさわしいです)
②ネガティブな意味の「~に値する、~して当然だ、自業自得」
deserveはネガティブな意味での「当然、自業自得」という意味でも使われます。使う時は上記と同じで「deserve+名詞」の形または「deserve to 動詞」のどちらかの形で使います。
相手がポジティブ、ネガティブどちらの意味で使っているのかは、文脈と声のトーンで判断することが出来る場合がほとんどです。
- Dana broke up with you because you weren’t nice to her. You deserve it.
(デイナがあなたと別れたのはあなたが親切にしなかったからです。自業自得です) - I heard Nate stole Melanie’s idea and got promoted. He deserves to get punished.
(ネイトがメラニーのアイディアを盗んで昇進したと聞きました。彼は罰を受けるに値します)
この記事を書いた人
Rie
Hello, everyone!
英語と日本語の講師をしておりますRieと申します。
英会話講師を8年間、日本語講師を3年間しております。以前勤務していたオンライン英会話スクールでは在籍する約80名の講師を指導するトレーナーも行っておりました。現在はそちらの経験を活かしフリーランスで英語、日本語、ノルウェー語を教えつつ英会話講師になりたい方のためのレッスンも提供しています。
「楽しく学ぶこと」が何よりの上達のコツと考えており、時に笑いを交えながらストレスフリーなレッスンを心がけています。
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