理不尽な上司、皆さんの人生の中で一度くらいは遭遇したことがあるのではないでしょうか。自分の方が立場が上だからと一方的に部下を責める、逆ギレする、なんていう上司に私もあたったことがあります。現在私はフリーランサーをしておりますが、企業にお勤めの皆様、本当に色んな所に気を配りながらお仕事されていることと思います。本日はそんな「逆ギレ」を英語でどう表現出来るか紹介いたします。
1) Snap back at someone
“snap”という動詞は「ポキンと折れる」や「指を鳴らす」「スナップ写真を撮る」などの意味もあり、一瞬にしてパッと起こる動作に使用されます。それが転じて瞬間湯沸かし器のように怒りのスイッチが入り「相手に食ってかかる、きつく言う=キレる」という意味でも使用されてます。“snap at someone”で「~にキレる」の意味で使用され、“back”の「戻って、返して」のニュアンスが足されることで「キレ返す=逆ギレする」という意味で使用出来ます。
- I just told my boss that we needed more time, but he snapped back at me.
(私はただ上司にもっと時間が必要と言っただけなのに逆ギレされた)
2) Snap at someone unreasonably
上記とよく似ていますが、逆ギレという言葉はご存知の通り「こちらに非はないのに相手がカッとなり逆ギレする」という意味合いで使われることが多いです。「不当に、不合理に」を意味する“unreasonably”を足すことで、こちらも「不当にキレる=逆ギレする」の意味で使用が可能です。
- My father snapped at me unreasonably.
(父が私に正当な理由もなく怒った=父が私に逆ギレした)
3) Misplaced anger
「キレる」という意味で“angry”が一番に思い浮かぶ方も多いかと思います。こちらは“angry”の名詞である“anger”を使用した表現です。“misplaced”には「誤った場所に置かれた=見当違いな、筋違いな」という意味があり、こちらも「一方的に正当な理由なくキレる=逆ギレ」という意味で使用出来ます。上記2つと異なりこちらは名詞です。
- My manager made a big mistake, but he said it was my fault. This is a complete misplaced anger.
(マネージャーが大きなミスをしたのに私のせいだと言われました。完全な逆ギレです)
この記事を書いた人
Rie
Hello, everyone!
英語と日本語の講師をしておりますRieと申します。
英会話講師を8年間、日本語講師を3年間しております。以前勤務していたオンライン英会話スクールでは在籍する約80名の講師を指導するトレーナーも行っておりました。現在はそちらの経験を活かしフリーランスで英語、日本語、ノルウェー語を教えつつ英会話講師になりたい方のためのレッスンも提供しています。
「楽しく学ぶこと」が何よりの上達のコツと考えており、時に笑いを交えながらストレスフリーなレッスンを心がけています。
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