海外旅行に行った際、現地で服を買う方も多いのではないでしょうか。日本とは違った雰囲気の服が売っていたりとワクワクすることも多いですよね。実は服の呼び方に関して私たち日本人が間違って使ってしまっている表現がいくつかあります。混乱を招かないためにも今回は正しい表現を紹介します。
1) ワンピース
→「Dress / Party dress」
普段使いするいわゆる「ワンピース」であっても、英語では“dress”と言います。“one-piece dress”と言うことも出来ますが、“dress”とだけ言う方が一般的です。ドレスと聞くと日本人は結婚式で着るようなドレスを想像するかもしれませんが、そういったドレスは“party dress”と言います。
- I bought this black dress at H&M.
(この黒のワンピースをH&Mで買った) - I’m still deciding which party dress to wear to Maria’s wedding.
(マリアの結婚式にどのドレスを着ようかまだ決めかねている)
2) パーカー
→「Hoodie」
“parka”という単語はあるのですが、かなり寒い時に着るジャケットのことを指します。私たちが想像する「パーカー」は基本的にフード付きなので“hoodie”と言います。前にファスナーが付いている、付いていないに関わらずフードが付いているものを“hoodie”と呼びます。
- Becky is always wearing a hoodie.
(ベッキーはいつもパーカーを着ている)
3) ワイシャツ
→「Dress shirt / Business shirt」
日本語でワイシャツと言う理由ですが、“white shirt”を聞き間違えたという説があります。白いシャツの場合は“white shirt”と言うことも出来ます。ですが日本で言うところのワイシャツ、スーツの中に着るフォーマルなシャツは“dress shirt”または“business shirt”と言います。
- Norwegian men hardly ever wear dress shirts because many of them go to work in T-shirts and jeans.
(ノルウェーの男性はTシャツとジーンズで仕事に行くのでワイシャツは滅多に着ない) - I gave my husband a business shirt for his birthday.
(私は旦那の誕生日にワイシャツをあげた)
4) トレーナー
→「Sweatshirt」
トレーナー(Trainer)は「指導者」という意味の単語です。私たちが服に対して使うこの「トレーナー」は和製英語です。トレーナーは英語では“sweatshirt”と言います。
- Sweatshirts are so comfortable to wear.
(トレーナーは着心地が良い)
この記事を書いた人
Rie
Hello, everyone!
英語と日本語の講師をしておりますRieと申します。
英会話講師を8年間、日本語講師を3年間しております。以前勤務していたオンライン英会話スクールでは在籍する約80名の講師を指導するトレーナーも行っておりました。現在はそちらの経験を活かしフリーランスで英語、日本語、ノルウェー語を教えつつ英会話講師になりたい方のためのレッスンも提供しています。
「楽しく学ぶこと」が何よりの上達のコツと考えており、時に笑いを交えながらストレスフリーなレッスンを心がけています。
Advertisement