英語学習コラム ニュアンスの違い, 英語で何と言う？, 会話に役立つ自然な英語

公開日2022.12.13

「緊張する」は英語で？

会社で大勢の前でプレゼンをする時や、ピアノの発表会の前、好きな人に会う時など、色々な場面で緊張することがありますが、英語では状況や緊張の度合いによって表現を使い分けます。今回は、「緊張する」を意味する3つの表現をご紹介します。

1) Nervous
→「緊張する」

一般的に「緊張する」と言う場合は、“nervous”を使います。“nervous”は神経という意味の“nerve”から派生した言葉で、「神経質な」というニュアンスになります。主に発表会の前や好きな人に会う時など、何らかのシチュエーションに対して緊張する場合に“nervous”を使います。

〜会話例〜
A: I am looking forward to seeing you perform at the piano recital.
（ピアノ発表会での演奏を楽しみにしているよ）
B: I am so nervous about performing in front of the entire school.
（全校生徒の前で演奏するのは、とても緊張するよ）
A: You will do great! Don’t worry!
（きっとうまくいくよ! 大丈夫だよ！）
B: Thanks.
（ありがとう）

2) Anxious　
→「緊張する、不安になる」

“anxious”は「不安な」を意味し、物事を心配して不安になるニュアンスが含まれます。「不安」は“anxiety”と表現しますが、この表現はストレスが強い状況などで使います。不安で落ち着かない状況で使われるため緊張の度合いが強く、“nervous”とは異なりネガティブな意味合いが強まります。

〜会話例〜
A: When are you traveling to Europe?
（ヨーロッパにはいつ行くの？）
B: Tomorrow. I am anxious about traveling to Europe.
（明日、行くよ。ヨーロッパに旅行するのは緊張しちゃう）
A: Why? Aren’t you excited?
（どうして？楽しみじゃないの？）
B: It’s actually my first time traveling outside the country.
（実は海外旅行は初めてなの）

3) Uneasy
→「不安な」

一般的に“uneasy”は「居心地が良くない」という意味で使いますが、「緊張している」とはっきり言いたくない場合に使われることもあります。“I feel uneasy.”は「不安を感じる」を意味し、ある状況に対して不安であることや苦手であることを伝える時などに使います。また、お願い事や頼み事などを遠回しに断りたい時に使うこともできます。

〜会話例〜
A: Can you play the violin for us?
（バイオリンを弾いてくれる？）
B: I feel uneasy performing in front of a crowd.
（大勢の前で弾くのは不安だな）
A: Oh.
（そっか）
B: Maybe next time.
（また今度ね）

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを１５年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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