「キラキラ」と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。夜空の星やクリスマスのイルミネーション、光が反射して美しく輝く湖面、キラキラと輝く瞳など、考えれば色んなものが思い浮かびますね!今回は、そんな「キラキラ」を表す英語表現をいくつかご紹介しましょう。
1) Shine
「キラキラ輝く」という意味で最も良く使われるのが“shine”です。太陽が輝く、瞳が輝く、星が輝く、と様々なものに使える表現です。英語を学習している皆さんはきっとご存じの単語ですね。ちなみに、「輝く」という意味の“shine”を過去形にすると、通常は“shone”となりますが、靴や食器などを「ピカピカに磨く」という他動詞で使うときには過去形が“shined”になります。面白いですね!
- The sun is shining brightly outside. It’s a beautiful day today.
(外では太陽がキラキラと輝いている。今日は美しい日だ) - Her eyes shone with joy when she saw the presents under the Christmas tree.
(クリスマスツリーの下のプレゼントを見て、彼女の瞳は喜びでキラキラ輝いた) - I shined my shoes before I left for the party.
(パーティーに出かける前に靴をピカピカに磨いた)
2) Twinkle
皆さんご存知の「キラキラ星」の歌の英語タイトルは「Twinkle Twinkle Little Star」といいます。歌の歌詞の通り、星がキラキラと輝く様を表すのに用いることができる表現です。“twinkle”には「瞬く間、瞬間」という意味もあって、“in a twinkle”で「あっという間に」という意味になります。目を一回瞬きした一瞬の間、ということです。“twinkle”が表す「キラキラ」は、光がずっと点灯して輝いているのではなく、明るくなったり暗くなったりを繰り返しながら「キラキラ」輝いている様子です。目をパチパチと瞬きするように光がキラキラ輝いている様子を思い浮かべてみて下さい。
- The stars are twinkling in the night sky.
(星が夜空にキラキラと輝いている) - The lights of the Christmas tree were twinkling beautifully.
(クリスマスツリーのライトがキラキラと綺麗に輝いていた)
3) Glitter
スパンコールや宝石など、光を反射してキラキラ、ピカピカ光るものを表す時に“glitter”という単語を使うことができます。華やかなイメージのある表現で、キラキラときらびやかに輝いている状態を表し、場合によってはちょっとけばけばしいという意味で使われることも。たくさんの光がキラキラと輝いているような時に使います。また、キャリアなどが輝かしいという時にも使うことができます。
- When she held up her hand, her diamond ring glittered in the sunlight.
(彼女が手を挙げたとき、ダイヤモンドの指輪が太陽の光でキラキラと輝いた) - All the dancers on stage were wearing glittering jackets.
(ステージのダンサー達はみんな、キラキラ光るジャケットを着ていた) - Her glittering career ended when the scandal came to light.
(彼女の輝かしいキャリアは、そのスキャンダルが明るみに出たときに幕を閉じた)
4) Sparkle
“sparkle”には「火花」という名詞の用法もあり、動詞として使うときは「火花のように光る」という意味になります。とは言え、火花にだけ使えるわけではありません。スパークリングワインを思い浮かべてみてください。たくさんの小さな泡が弾けてキラキラしていますよね。“sparkle”はそんな風に、たくさんの光の粒が弾けてキラキラして輝いているようなイメージです。星や宝石、瞳、水面の輝きなど、様々なものに使えます。明るさの度合いで言うと“glitter”の方が強く華々しいイメージで、“sparkle”は小さな光がキラキラッと輝いている印象です。また、火花のように輝くイメージから、「才気がほとばしる」「異彩を放つ」といったような意味でも使うことがあります。
- The fireworks sparkled beautifully in the night sky.
(花火が夜空に美しく煌めいた) - She was sparkling brighter than anyone else on stage that night.
(その夜、彼女はステージ上で他の誰よりもキラキラ輝いていた)
5) Shimmer
太陽の光を反射して湖面がキラキラと光るようなときには“shimmer”という表現が使えます。他の表現と比べると光の度合いは弱く、かすかにちらちらと光るイメージです。やわらかい光がかすかに光っていたり、揺らめきながら光を放っているような様子を表します。ちなみに、“shimmer”と良く似た単語に“simmer”というものがあります。これは全く違う意味の単語で「料理などを煮込む」という意味です。“sh”と“s”の発音の違いはわかるでしょうか?「静かにして!」と言うときに、「シー!」と口をすぼめて言いますね。このときの発音が“sh”の発音です。“sh”か“s”かで全く意味の違う単語になりますので注意しましょう!
- The lake water shimmered in the sunlight.
(湖水が太陽の光でキラキラと輝いた) - The Northern Lights shimmering overhead were breathtakingly beautiful.
(頭上にキラキラと輝くオーロラは息をのむほど美しかった)
この記事を書いた人
Yoshiko
こんにちは。英語講師・学習コンサルタントのYoshikoです。
洋楽をきっかけに英語学習を始め、日本の大学で英語を学び、留学経験なしに英語を習得しました。
英会話スクールで10年以上教えた後に、現在は大学講座、法人研修での指導、オンラインレッスンや学習コンサルティングを行っています。トータルで20年以上の講師経験と日本で英語を習得した経験をもとに学習サポートを行っています。
英語を教えるだけでなく、英語の学び方・トレーニングの方法もお伝えしています。皆さんが英語を使って世界を広げ新しい可能性を広げていけるように、学習のお手伝いができればと思います。
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