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【1日1フーレズ英語】無料メールマガジン

公開日2022.05.31

ビジネスメールを締めくくる「よろしくお願いいたします」は英語で?

「よろしくお願いいたします」はビジネスシーンでは非常によく使われるフレーズで、メールを締めくくる言葉として使っている人も多いのではないでしょうか?しかし、英語には「よろしくお願いいたします」に代わるフレーズがないため、英文メールの場合は状況に合わせて締めくくる言葉を変える必要があります。今回は、一般的に使われる結びと締めの言葉をご紹介したいと思います。

1) I look forward to working with you. / I am looking forward to working with you.
→「今後もよろしくお願いいたします」

ビジネスメールでは、当たり障りない挨拶文として“I look forward to working with you.”で締めくくるのが一般的です。直訳すると「あなたと仕事をすることを楽しみにしています」となるため、今後も仕事の上で良好な関係を保ちながら関わりあうことを意味するフレーズとして「よろしくお願いいたします」の代わりに使うことができます。ニュアンスはほとんど変わりませんが、“I am looking forward to working with you.”の場合は、もう少し親しい関係であったり、近い将来に会う予定をしている場合に使われます。

2) Could you kindly confirm (the attached file)?
→「(ファイルの)ご確認をお願いいたします」

相手に資料やファイルなどの確認をお願いする場合は、“Could you kindly confirm…?”を使用します。“kindly”は配慮のある言葉なので色々な場面で使うことができ、例えば、“Could you let me know?”は「知らせてくれる?」になりますが、“Could you kindly let me know?”にすると「お知らせいただけますか?」という意味になります。また、“kindly”を加えずに“Could you confirm…?”としても決して間違いではありませんが、この場合は単に「確認できますか?」になります。さらに、「ご確認をお願いいたします」と言う時に“please”を使って“Please confirm.”と言うと、相手に催促をしているニュアンスが含まれ、少し強めの印象を与えてしまいます。

  • I have attached the file. Could you kindly confirm (the attached file)?
    (ファイルを添付いたしました。ご確認をよろしくお願いいたします)

3) I look forward to hearing from you.
→「ご連絡をお待ちしております」

相手から返信が欲しい場合は、“I look forward to hearing from you.”で締めくくるのが一般的です。この表現はメールで日常的に使われることが多いです。また相手に「今週の木曜日までにご連絡いただきますようお願い致します」と伝える場合は、“Could (let us know)/(inform us) by this Thursday?”になります。

4) Thank you for all your help.
→「お礼申し上げます」

この表現は、感謝の気持ちで締めくくりたい場合に使われるフレーズです。具体的にお礼を伝えたい場合は、“Thank you for all your help on this matter.(この件について、お礼を申し上げます)”と表現します。ちなみに、“this matter”を“your guidance”に変えることによって、「ご教授いただきありがとうございます」となります。状況に応じて、“on”の後の目的語を変えるといいでしょう。

  • 今後もお世話になる場合は“I greatly appreciate all your help.”使います。今までのことも含めて、これからお世話になることについて、感謝の気持ちが込められています。

5) Again, I sincerely apologize for the inconvenience this may have caused.
→「改めて、ご迷惑おかけしたことを深くお詫び申し上げます」

謝罪の言葉で文章を締めくくる場合は色々な表現方法がありますが、英語でも日本語でも誠意が伝わる必要があります。英語で「深くお詫びする」と表現する時は、“deeply apologize”や“sincerely apologize”などをよく使用します。また“again”を付け加えることによって、謝罪の気持ちが強調されます。
こちらのミスにより相手に迷惑をかけてしまったことを謝罪する場合は一般的に、“I sincerely apologize for inconvenience this may have caused.”を使います。また、「出荷が遅れてしまい、深くお詫び申し上げます。」のように具体的に謝る場合は前置詞の”for”の後の目的語を変えて、“I deeply apologize for the delay in shipping your order.”のように表現します。

  • I deeply apologize for the delay in shipping your order.
    (出荷が遅れてしまい、深くお詫び申し上げます)

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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コメント

  1. 山藤理 より:

    Again, I sincerely apologize for the inconvenience this may have caused.の文章ですが、なぜ、thisをつかうのですか?
    日本語に直訳したときに、意味がわからなくて、記憶しづらいです。

    • Jun より:

      山藤理さん、こんにちは!いつもHapa英会話で学習していただき、ありがとうございます。本来なら関係代名詞の”that” か “which”が “this” の前に入りますが、ネイティブはよくthat/which を省いて表現することがあります。日常会話でもビジネスシーンでも関係代名詞の “that” や “which” を省いて表現することが多いので、できるだけ直訳で考えずに全体の文脈で解釈することをお勧めします😊

      • 山藤理 より:

        Thank you for all your help on your guidance.
        ご教授、ありがとうございます。
        Jun様におかれましては、毎日、ご多忙であろうと思われますが、これからも私の質問への回答をよろしくお願いいたします。

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