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【1日1フーレズ英語】無料メールマガジン

公開日2022.03.29

メールで「アポを取る」「会う約束を取り付ける」時に役立つ英語表現

メールは今や私たちの生活には欠かせないツールの一つとなり、ビジネスで大事な取引先に訪問する前にアポイントを取ったり、病院や美容院の予約を入れたり、友達と待ち合わせの約束をするのに電話ではなくメールを使う人が増えていると思います。今回は、ビジネスシーンで「アポを取る」、友人と「会う約束をする」と表現する時にピッタリな言い回しをいくつかご紹介したいと思います。

1) Could I make an appointment on ____
→「〇〇に予約を入れることは可能ですか?」

この表現は予約を取る時に使われる一般的な言い回しで、病院やホテル、美容院などの予約時によく使われるカジュアルな言い方です。予約をする時だけでなく、こちらの予定を伝えて空き状況を確認する場合にも使われます。また、この表現をお客様やクライアントとのアポをとる時に使うと配慮に欠けた印象を与えてしまうことがあるため、あまり適してはいません。

  • ちなみに日本語では「アポイント」と言いますが、英語では”Appointment(アポイントメント)”になります。英語で「アポイント」は任命するという意味になってしまうので、使い方には注意しましょう。
  • Could I make an appointment on March 25th?
    (3月25日に予約を入れられますか?)

2) I would like to arrange an appointment (with you) to ____
→「〇〇さんとお会いする日程を調整したいのですが」

“I would like to arrange an appointment (with you) to ____”は、丁寧なアポの取り方になります。お客様やクライアントと予定をすり合わせるニュアンスがあり、相手の都合に合わせる姿勢を示すことができます。ここで使われている”arrange”は、「整える」ではなく「申し合わせる」という意味になります。また、“with you”は「あなたと」を強調したい場合は追加してもOKですが、文法的には必要ではありません。この表現にはお互いが同意するという意味が含まれているため、美容院などの予約を取る時に使うのは不自然です。

  • I would like to arrange an appointment with you to discuss the project details around the first week of April.
    (4月の第一週目あたりにプロジェクトの詳細についてご相談したいのですが、いかがでしょうか?)

3) Could we meet? / Could I see you/her/him on ____
→「会えますか? / 〇〇は空いていますか?」

“Could we meet?”と“Could I see you on ____?”は、誰かと会う約束をする場合に使うカジュアルな表現で、同僚や知り合いに「〇〇に会える?」と聞く時に使われます。“meet”を使う場合は、“Could I meet with you?” ではなく、“Could we meet?”の方が自然な言い方になります。“I”を使うと一方的なイメージになりますが、“we”を使うことでお互いに会いたいというニュアンスになります。

また”see”はさらにフランクな言い方になるので、友達との会話では自然な表現になります。“See you on Monday!(月曜日に会おう!)”と同様に、親しげな感じになります。“see”を使うことで「会いたい」のニュアンスが強くなるため、お客様やクライアントに対して使うのは避けたほうがいいでしょう。

  • Could we meet on Thursday?
    (木曜日は空いてる?)
  • Could I see him on Saturday?
    (土曜日に彼に会えないかな?)

4) Would you/she/he be available to meet on ____
→「〇〇にお会いすることは可能でしょうか?」

この表現は、アポをお願いする場合に使う丁寧な言い回しです。“available”は「~は可能でしょうか?」という意味になり、相手の都合を最優先にした尋ね方になります。礼儀やマナーが求められるような状況で使える無難なアポの取り方なので、覚えておくと役立つオススメのフレーズです。また、アポを断るつもりで“I’m not available on Monday.”と言ってしまうと、「月曜日は無理です」のように少しぶっきらぼうでキツイ印象の返事に聞こえてしまいます。そのため、相手にはっきりと断りたい時であれば、“not available”を使って断っても問題ありませんが、そうでない場合は注意しましょう。

  • Would you be available to meet on the 23rd?
    (23日にお会いすることは可能でしょうか?)

この記事を書いた人

Michelle

こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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