「おそらく」を英語で表現する場合は、一般的に「多分」を意味するmaybeやprobablyを思い浮かべると思いますが、ビジネス会話ではどうでしょうか?今回は、ビジネスシーンでも使える「おそらく」を意味する英語表現をご紹介します。
1) Perhaps
→「恐らく、多分」
「多分」を意味する表現としてよく使われる“maybe”や“probably”は、ある出来事について定かではない状況で使われるので、“Maybe it might rain tomorrow.”と“Probably it will rain tomorrow.”は、「多分、明日は雨が降りそう」という意味になります。
一方、“perhaps”も「おそらく」や「多分」を意味する表現ですが、“maybe”よりも実現する確率や確信度が低い場合に使われることが多く、若干丁寧な響きがあります。また、相手の状況を予想しながら、相手にとって良いと思うことをさりげなく提案する時によく使われる傾向があるので、ビジネスシーンなどで、相手の事情や立場などを考慮した上で何かを提案したい時に使うようにするといいでしょう。
- Perhaps, you can ask the teacher.
(多分、先生に聞いたらいいと思うよ)
〜会話例〜
A: I am having trouble finishing up this homework.
(この宿題が全然終わらない)
B: Perhaps you could redo this calculation?
(多分ここの計算をやり直した方がいいんじゃない?)
A: Oh! You are right.
(あっ。本当だ)
B: Try solving one by one.
(一つずつ解いた方がいいよ)
2) I believe
→「おそらく〜だと思う」
“I believe”を直訳すると「私は信じている」になりますが、日常会話では「おそらく〜だと思う」のように、自分の意見や思いを伝えたい時によく使われます。意見を言うような状況で使うと柔らかい響きがあるので、覚えておくと便利なフレーズです。
- I believe that you will become a leader someday.
(おそらく、あなたはいつかリーダーになるでしょう)
〜会話例〜
A: I don’t know why Greg didn’t come to the meeting today.
(なぜグレッグが今日の会議に出席しなかったのかわからない)
B: I believe he had some kind of family emergency.
(おそらく家族の急用か何かがあったんだと思う)
A: Why do you think so?
(なんでそう思うの?)
B: He mentioned that his father wasn’t doing well last week.
(先週、お父さんの調子があまり良くないって言ってたから)
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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