「いい加減な」は一般的にsloppyと表現することから、「いい加減な仕事」は“sloppy job”になりますが、「いい加減な人」を“sloppy person”と表現することはできません(ちなみに、“sloppy person”は「だらしない人」という意味になります)。では、「いい加減な人」は英語でどのように表現すればいいのでしょうか?今回は、「いい加減な人」や「無責任な人」と英語で言う時に使える表現をご紹介します。尚、sloppyについては関連記事『「だらしない人」や「いい加減な人」の英語表現』をご覧ください。
1) Unreliable
→「いい加減な人、信頼できない人」
英語で「いい加減な人」と言う場合は、少し具体的に表現する必要があります。面倒なことをやらずに、その場その場の思いつきで行動する人を表す場合は、“unreliable person”を使います。例えば「彼はいい加減な人だから、この仕事を任せられない」は、“He is an unreliable person, so I can’t trust him to finish this job.”のように表現します。unreliableは形容詞で、人やものに対して使われます。
〜会話例〜
A: She is always late for work.
(彼女はいつも仕事に遅れるよね)
B: And she always misses the deadline.
(それにいつも締め切り忘れるし)
A: She is really unreliable.
(本当にいい加減な人)
B: I know. I can’t trust her.
(そうだね。彼女は信用できないわ)
2) Irresponsible
→「いい加減な人、責任感のない人」
irresponsibleには「無責任」のニュアンスが含まれていることから、この表現はある出来事に対して責任感のない行動をとる人を表す言葉になります。例えば、「彼女が仕事をすっぽかすなんて。なんていい加減な人なの?!」は、“She didn’t show up for work. What an irresponsible person!”になります。irresponsibleは形容詞にも名詞にもなり、形容詞の場合は“irresponsible person”で「いい加減な人」、名詞の場合は“irresponsible”で「いい加減な人」になります。
〜会話例〜
A: I forgot that I was supposed to meet Katie.
(ケイティと会う約束していたのを忘れてた)
B: Why are you here? You should go now!
(ここで何してるの?早く行かないと!)
A: Yeah. I’ll head there when I can.
(ああ。行けたら行くよ)
B: Are you serious? You are so irresponsible.
(信じられない。なんていい加減なの?)
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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