交通事故の現場で怪我をしている人を見て「あの人、かわいそう。」と言う場合、皆さんはどんな英語の表現を思い浮かべますか?今回は、日常会話で使われる「かわいそう」の英語表現についてご紹介したいと思います。
Feel sorry / Feel bad / I’m so sorry
→「かわいそう」
困難な状況にいる第三者を見て気の毒に思い、「かわいそうだな」と言う場合は“I feel sorry for her/him.”または“I feel bad for her/him.”のように表現します。“feel sorry for”と“feel bad for”にはほとんど違いはありませんが、“feel bad”の方が少しカジュアルな言い方になります。例えば、偶然居合わせた事故現場で怪我をした人を見て「あんな事故に遭ってかわいそう」と一緒にいた友人に言う場合は、“I feel sorry for her that she had that accident.”と表現します。誰かに同情し、「~は~でかわいそう」と表現する場合は「for 人+that節」を使います。
また、困難な状況にいる本人に直接「かわいそう」と伝える場合は、“I am so sorry.”と表現します。“sorry”の前に“so”を付け加えることで、気の毒に思う気持ちをより強調することができます。ちなみに、好ましくない出来事が起こった本人を目の前にして“I feel sorry for you…”と表現してしまうと、皮肉として捉えられてしまう場合があるため、使い方には気をつけましょう。
〜会話例1〜
A: How is John doing? Is he getting better?
(ジョンはどうしてる?良くなった?)
B: Not too well. He is undergoing surgery again.
(あまりよくないの。また手術するみたい)
A: I feel bad that he is getting surgery again. I hope he gets better.
(また手術なんて、かわいそうに。早く良くなるといいね)
〜会話例2〜
A: I feel bad for Mary that she didn’t get the promotion.
(昇進できなくて、メリーかわいそうだったね)
B: I know. She worked so hard.
(うん。あんなに頑張ったのに)
〜会話例3〜
A: I broke up with my long-term boyfriend.
(長年付き合っていた彼氏と別れたの)
B: I am so sorry. I am sure you will meet someone new.
(かわいそうに。新しい人がきっと見つかるよ)
この記事を書いた人
Michelle
こんにちは、Michelleです。カリフォルニア・ロサンゼルスで生まれ、南カリフォルニアで育ちました。現地校に通いながら、幼稚園から中学校まで日本語補習校に毎日通い、年に一度は日本に一時帰国していました。日本人の両親の元で大学まで米国で過ごし、アメリカ・日本の文化の大事さを学びました。
通訳・翻訳の仕事をしながら、英会話の個人レッスンを15年間しておりました。バイリンガルの環境の中でレッスンを行うことにより、さらに効率的に自然な英語力が身につくと考えています。現在はボストンと日本を行き来しながら、ビジネス英語を中心としたレッスンを行っております。
【資格】
TESOL Certification
TEFL Certification
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