「In」「Later」「After」「Afterward(s)」は全て「~後」を意味する単語ですが、皆さんはその違いについてご存知ですか?今日のコラムでは、この4つの単語を使い分けるコツをご紹介したいと思います。
1) In
In は「今」を起点に未来のことを表すときに使われ、「I’m going to Hawaii in 2 weeks.」は今から2週間後にハワイに行くことを表します。一般的に「in + 数字」の形式で使われ、例えば、友達に「30分後に電話するね」とメールする場合は「I’ll call you in 30 minutes.」、「私の面接は2日後です」は「My interview is in 2 days.」、「1ヶ月後に帰国します」は「I’m going back home in 1 month.」と言い、話している時点から「〜後」の意味合いになります。
- 「I’ll be there in a few hours.(数時間後に到着します)」や「I’ll see you in a month.(1ヶ月後に会おうね)」のように具体的な数字を使わなくてもOK。
- I’m tied up in a meeting right now. I’ll call you in 30 minutes.
(今、ミーティング中だから30分後に電話するね) - Your interview is in 2 days, right? Are you ready for it?
(インタビューは2日後でしょ?準備はできた?) - Sorry, I’m running a little late. I’ll be there in about 20 minutes.
(すみません、予定よりちょっと遅れています。20分ほどで到着します)
2) Later
Laterも「〜の後に」を意味しますが、laterは「ある出来事の〇〇後」を表すときに使われます。例えば、友達に「I’m going to Hawaii 2 weeks later.」とだけ言ってしまうと、「What do you mean two weeks later? 2 weeks after what?(2週間後ってどう言うこと?何の2週間後なの?)」のように相手は混乱してしまいます。そのためここでは、「I’m going to Taiwan next week. Then I’m going to Hawaii 2 weeks later.(来週台湾に行って、その2週間後にハワイに行きます)」のように表現することで、台湾に行った2週間後にハワイに行くことが伝わります。
また、later は過去の話をするときによく使われます。例えば、「私たちは2015年に出会って(その)2年後に結婚しました」は「We met each other in 2015 and got married 2 years later.」、「彼は首にされましたが(その)3日後に仕事が見つかりました」は「He got fired but found a job 3 days later.」のように使われます。
ちなみにlaterは具体的な時間や期間が明確ではなく、ただ漠然とした「後で」の意味としても使われます。例えば、「後でメールする」は「I’ll text you later.」、「後で勉強します」は「I’ll study later.」、「後でやります」は「I’ll do it later.」のように表します。
- I’m going on a business trip to New York tomorrow. 3 days later, I’m coming back to Japan to attend my friend’s wedding.
(明日、ニューヨークへ出張に行きます。その3日後、友達の結婚式に出席するために日本へ戻ってきます) - He moved to LA after he graduated college and 1 year later he opened up a ramen shop.
(彼は大学卒業後ロスへ引っ越し、その1年後にラーメン屋をオープンしました) - Are you busy tonight? Do you want to grab some drinks later?
(今夜って忙しい?後で飲みにでも行かない?)
3) Afterward(s)
Afterward(s)はlaterと同様「後で」を意味しますが、laterが漠然とした「後」を表すの対し、afterward(s)は「何かの直後に」のニュアンスが含まれます。例えば、「今ミーティング中だからミーティングが終わった後に電話するね」は「I’m in a meeting right now. I’ll call you afterward(s).」と言います。ここでは、afterward(s)を使ってafter the meetingを一言で表しています。
- アメリカ英語はafterward、イギリス英語はafterwardsと言われているが、アメリカでもafterwardsはよく耳にするためどちらを使ってもOK。
- Let’s grab a quick bite and go to karaoke afterward(s).
(軽く食事をして、その後カラオケに行こう) - I took a nap and afterward(s) studied English.
(昼寝をした後に英語の勉強をしました) - I’m going to clean the house and go for a walk afterward(s).
(家を掃除した後に散歩に行きます)
4) After
Afterは一般的に「〜の後に〜します」や「〜の後に〜しました」の意味として使われます。例えば、「ミーティングの後に電話します」は「I’ll call you after the meeting.」、「昼寝をした後に英語の勉強をしました」は「I studied English after I took a nap.」、「私は大抵、仕事の後に運動します」は 「I usually work out after work.」と言う具合に使います。
- I lost touch with him after he moved to Europe.
(彼がヨーロッパに引っ越してから、彼とは連絡が途絶えました) - Let’s go to the range and hit some balls after work.
(仕事の後に打ちっぱなしに行こうよ) - I usually study English after I put my kids to bed.
(普段は子供たちを寝かせた後に英語の勉強をしています)
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[…] 引用元:In、Later、after、afterwardの使い分け方 | 英語学習サイト:Hapa 英会話 […]