今回は、現在世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスに関連する英表現と、外出自粛が呼びかけられていることもあり、なかなか会うことができなくなってしまった友達との会話で使えるフレーズをご紹介したいと思います。こんな状況だからこそ、離れて暮らす友達や家族に連絡を取って互いに励まし合いこの困難を乗り越えましょう!
コロナウイルスに関連した専門用語
1) Coronavirus / Novel Coronavirus / COVID-19
→ 「(新型)コロナウイルス」
英語ではコロナウイルスを一般的に、 coronavirus、novel coronavirus、そしてCOVID-19の3つの呼び方で表します。コロナウイルスは大きく分けて4種類あると言われており、coronavirusはコロナウイルス全般を表します。Novel coronavirusのnovelは“new”を意味することから、日本語の「新型コロナウイルス」を意味します。COVID-19はNovel Coronavirusの正式名で、COrona VIrus Dsiease-2019の略です。日常会話ではどれを使ってもOKですが、正確に言いたい場合はnovel coronavirusもしくはCOVID-19を使うことをお勧めします。
2) Social distancing
→ 「人と距離を置いて接触を避ける(社会的距離)」
Socialは「社会の」、Distanceは「距離」を意味することから、social distancing は「人と距離を置いて接触を避けること」を意味します。Social distancing は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために行われている戦略で、イベントやスポーツジム、飲食店や公共交通機関など人が集まるような場所を避けたり、握手やハグなど人との接触を避けることを表します。アメリカでは、人と6ft(1.8 m)の距離を置くように義務付けられており、スーパーに行くとレジ待ちの列の目安として6ftごとに床にテープが貼られており、お客さんはテープの位置で待ちます。
3) Quarantine
→ 「隔離する」
Quarantineは空港で一度は見かけたことのある単語だと思いますが、病気を広めないために一定の期間隔離することを意味します。似たような言葉のisolationもよく使われており、直訳で「孤立」を意味します。現在はself-quarantine、self-isolationという表現がよく使われており、日本語の「自宅待機」に相当する表現です。Self-quarantineは新型コロナウイルスに感染している可能性のある人が自宅待機することを意味するのに対し、self-isolationは新型コロナウイルスに感染した人が自宅待機することを表します。しかしアメリカでは、実際にコロナウイルスに感染していなくても、「I’ve been in self-quarentine for the past few weeks.(ここ数週間、自宅待機しています)」のように言います。
4) Stay-at-home / Shelter-in-place / Lock down
→ 「自宅待機命令」
Stay-at-homeとShelter-in-placeは両方とも「自宅待機命令」を意味し、不要不急の外出を控えることを意味します。多くの事業は営業停止となりましたが、スーパーや病院、薬局など生活に必要不可欠な事業は営業を続けることができます。国や地域により、stay-at-homeとshelter-in-place、どちらが使われるかが異なります。厳密に言えば、shelter-in-placeの方が規制が厳しいと言われています。
最近では、日本でも ロックダウン(lockdown)という表現を耳にしますが、この単語は本来「厳重封鎖」を意味します。例えば、銃を持った人が学校内にいた場合は「The school is under lockdown.」と表現し、ドアの鍵をかけ、窓とカーテンを閉め、電気を消し、学校全体が厳重封鎖状態にあることを意味します。今回の状況では、lockdownは「都市閉鎖」の意味として使われており、stay-at-homeやshelter-in-placeの代わりとして使われています。私が住んでいるカリフォルニア州では stay-at-homeが使われていますが、住んでいる国や地域によって呼び方や規制が異なります。
友達同士で使える便利な表現
1) 相手が元気かどうか確認する時
〜尋ね方〜
- I hope you are doing well.
(元気であることを願っています。) - I hope you and your family/wife/kids are doing well.
(あなたとご家族/奥さん/ご主人/子供達が元気であることを願っています。) - I hope you are doing well during this difficult time.
(この困難な時期に、あなたが元気であることを願っています。)
〜返答の仕方〜
- I’m doing well.
(元気だよ。) - I’m doing well. Thanks for reaching out.
(元気だよ。連絡してくれたありがとう。) - I’m hanging in there.
(何とか頑張っています。) - Things are tough but I’m hanging in there.
(色々と大変ですが、何とか頑張っています。) - I’m in good spirits.
(状況は良くないけど、元気にやっています。) - I miss you guys!
(早く会いたいね、また遊びにいきたいね。)
2) Stayを使った表現
- Stay inside
(中にいるようにね、外出しないようにね) - Stay safe
(無事でいてね、気をつけてね) - Stay healthy
(健康でいてね、気をつけてね) - Stay calm
([焦っている人や心配している人に対して]落ち着いてね)
3) 連絡取ろうね、と言いたい時
- Let’s stay/keep in touch.
(連絡を取り合おうね。) - You can contact/Facetime/LINE me anytime.
(いつでも連絡/LINE/Facetimeしていいよ。) - Let’s stay in touch. You can LINE me anytime.
(連絡を取り合おうね。いつでもLINEしていいよ。) - If you need someone to talk to, you can call me any time.
(もし話し相手が必要になったら、いつでも電話していいよ。)
4) 一緒に乗り切ろうね!と励まし合う時
- We will get through this together.
(一緒に乗り切ろうね!、一緒に乗り切れるから!) - We are all in this together.
(問題に直面をしているのはあなただけじゃない、みんなの問題だ。) - We are all in this together. We will get through this together.
(一緒に乗り切ろうね!みんな仲間だから!)
動画レッスン
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日本では「蜜室」「密閉」「密接」の3蜜を避けるように
国民に政府が呼び掛けています。
これを英語ではどう言いますか?
「密接」は「濃厚接触」とも言われ、close contact とJapan Times
は表現しています。
新型コロナウイルスの正式名称は
SARS-CoV-2と命名されています。
COVID-19はこのウイルスにより発症した病状の名前です。(by WHO)
もちろん日本でもメディアではCOVID-19をウイルスの名前として使用されていますね。
実はSARSも症状の名前ですね。
詳しくはこのサイトを参照してください。
https://talk.ictvonline.org/
海外の友達から『now quarantine we are always having misunderstandings with 〇〇(人名) but were okay now..』とメッセージが来たのですが、okay nowとのことで心配しつつも、でも文章の全体の意味がよく分からずスルーしてしまいました汗
この場合のquarantineの意味は隔離というより検疫なのでしょうか?
ご回答いただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
[…] どのような状況下でも、他人のアドバイスを採用してはいけません。それが見物人や友だち、あるいは自分の父親でも同じです。彼らはあなたと同じくらい間違えを犯しやすい存在です。長年の経験を持つトップクラスのギャンブラーがすぐ側にいてあなたのゲームに力を貸すのではない限り、一貫性のないアドバイスを聞くのは控えることをおすすめします。 […]