長い間練習をしていなかったためゴルフの腕が落ちたり、留学から日本へ帰国して以来全く英語を話す機会がなく、英会話力が落ちてしまうことを日本語では「腕が鈍る」のように表現しますが、英語にも同じような言い回しはありますか?
Rusty
→ 「下手になる / 腕が鈍る」
「Rusty」は本来、金属などがさびることを意味することから、日常会話では人の能力や技術力が落ちたり、腕が鈍ったりすることの比喩表現としてもよく使われます。特に練習不足が原因でレベルが落ちたり、下手になったりするニュアンスが含まれます。「〜が鈍る」は「_____ is rusty.」と表現します。
- 「Lose one’s touch(下手になる)」も同様の意味。詳しくは、関連記事『「Hand」や「Arm」を使った英語の慣用句』をご覧ください。
- My English is a bit rusty.
(英語力がちょっと落ちてきています。) - I’m a little rusty. It’s been a couple years since I played basketball.
(最後にバスケをしたのは数年前だから、ちょっと腕が鈍ちゃったよ。) - My piano playing is pretty rusty but I’ll give it a try.
(ピアノを弾くのはだいぶ下手になっていると思うけど、とりあえず弾いてみる。) - I feel like I’m losing my touch.
(腕が落ちてきている気がする。)
〜会話例1〜
A: Your English sounds a bit rusty. Have you been speaking English lately?
(英語力がちょっと落ちたんじゃない?最近、英語は話しているの?)
B: I know. Since moving back to Japan, I barely have the opportunity to speak English.
(そうなんだよね。日本に帰国してから、英語を話す機会がほとんどなくて。)
〜会話例2〜
A: I thought you were going to be rusty but you haven’t lost your touch at all.
(腕が落ちていると思ったけど、全く下手になっていないね。)
B: I just had a lucky day. But your golf swing looked pretty good too.
(今日は運が良かっただけだよ。でも、あなたのゴルフスイングもいい感じだったね。)
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